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ディスレクシア1 ー近代の枠を超える希望ー

増えるディスレクシアの人々

近代社会の行き詰まりが明白になるにつれ、カウンセリングの現場でも年々増えているのがディスレクシアの人々。

知的能力に問題がないにもかかわらず、文字を判別したり文章をスムーズに読むことが難しいのが特徴だが、彼らはあらかじめ決められた枠組みや常識に縛られない自由さを備えていると感じている。

文字情報に重点を置く思考スタイルを得意とする人々は、無意識のうちに言語や論理のルールに沿って世界を切り分けてしまいがちだ。しかしディスレクシアの人は、文字を介さず物事の全体像や本質をとらえる傾向が強い。そのため、自分でも気づかないうちに既存の視点とは異なるアプローチでアイデアを組み上げたり、人が「見えない」「感じにくい」と思い込んでいる領域へ興味を持って目を向ける。

職人的な匠の世界にもそうした特性を持つ人が多いと聞く

 

スピリチュアルな観点から見るディスレクシアの可能性

世界や宇宙の真理は言葉だけでは表現しきれない幅広さがある。

だからこそディスレクシアの人から、理論や論理では説明できないような気づきや、既存の枠にとらわれない洞察が生まれてくるのだ。

論理優先のアプローチで見落とされがちな細部の美や、概念同士のあいまいな境界やグラデーションを拾い上げる力も発揮されるはずだ。

 

ディスレクシア的「空間的把握」や「直感的パターン認識」は、環境問題など近代特有の課題解決に貢献し得ると考えている。

文字情報を主体とする文明が行き着いた先が、環境破壊であるとも言え、それに対抗しうる新しい視点を持つ人々を”地球が「欲して」いたのでは”という仮説をわたしは持っている。

自然と共生していた多くのネイティブ文明に文字文化がなかったのも、単なる偶然ではない。

文字に頼らない表現の重要性

文字だけに縛られない表現や理解のプロセスを通して、イメージや感情、全体的な雰囲気を自身に取り込み、新しい形でアウトプットすることが「地球から」期待されていると考えている。

もっとも、そのためにはディスレクシアの人々が自信をもって自分のイメージを発信する必要があるし、現代社会が言葉中心の概念で動いていることを踏まえて、最低限の言語的スキルも習得していく必要があるだろう。

ことばが言霊を宿っていることも、学びを薦める理由のひとつだ。

 

言葉や概念の4つの習得方法

  1. オーディオブックや音声読み上げアプリを使い、読むことによる疲労を減らしながら自分のペースで知識を吸収する。
  2. 口頭での対面コミュニケーションを中心に学び、その場で疑問を解消し、対話から深い納得感や共感を得ようとする。
  3. 図解やマインドマップを併用して、文字情報ではつかみにくい概念の構造や関係性を視覚的に把握する。
  4. 身体を動かす・実体験を通じて概念を理解し、得意分野である空間認識能力を活かす。

 

従来の読書中心の学習では表れにくかった独自のひらめきを育むこうした学び方は、人生全般をスムーズにし多面的な見方を周囲に提示しやすくする。

結果、発想力やイメージ力という強みを使って問題解決を進めたり、新たなアイデアを生み出す歓びを感じる機会も増えるだろう。

こうした文字に頼らない手法での学びは、今後の学び方の主流になっていくかもしれない。

抵抗感とその乗越え方

「これまで文字情報や言語中心の学習になじめなかった」という学びへの挫折感から、新しい音声や図解を取り入れることに抵抗を覚える人もいるだろう。

最初はオーディオブックの再生を続けるだけでも不安が先に立ち、集中力が保てないかもしれない。

そこで、いつでも気軽に再生を止められる環境を整えてみてほしい。

「しっかり聞かなければ」と思わず、「ざっと聞く」「興味のある部分だけを何度も聞く」といったアプローチがよい。

ディスレクシアでない私とて、同じ映画や本を複数回楽しむうちに内容がようやく腑に落ちてくる。

 

学習障害だったことで自信を持てず「世間は自分の気持ちをわかってくれない」と思いがちかもしれない。

最初は自分の意見を言うのも抵抗があるだろう。

しかし、勇気を出して音声で学んだ内容を口頭で要約してみたり、スピリチュアルなテーマについて語り合ううちに、直感的な理解をより適切な言葉に落とし込む力は少しずつ育っていく。

ことばを大切にしていけるようにもなる

 

世界への貢献へ

こうした積み重ねで、自分ならではのひらめきや独特の視点を人に伝えやすくなり、そこから自信が生まれ創造性も高まっていくのだ。

新しい方法に抵抗があっても、少しずつ慣れていくうちに潜在力が開花し広い視野で物事を捉えられるようになるはずだ。

スピリチュアルな視点から見るなら、ディスレクシアの人の発想や直感そして空間把握能力は、既存の枠にとらわれない「新しい光」を世界や宇宙にもたらす力になり得る

情報発信の手段を多様化させていくことで、周りに貢献でき、やがて感謝も集まってくるだろう。

それは、見えない次元においても世界や宇宙に対する大きな貢献につながっているのだと信じている。