私たちは当たり前のように「わたし」という言葉を使うが、その「わたし」はどこからどこまでを指すのか。たとえば「この身体はわたしのもの」と思っていても、その身体を構成する細胞や臓器のひとつひとつを「自分」と感じるかというと、その感覚は極めて曖…
ディスレクシアと呼ばれる特性をもつ人々は、文字や文章の読み書きには大きな苦労がともなうことが多い一方、イメージを素早く捉える力を備えている。 頭のなかで対象としているものの「完成形」が先にくっきり浮かぶのだ。 そのため、完成形そのものへのこ…
無価値観を抱えていると、本来なら最も大事にしたいはずの自分の感情や気持ちから次第に切り離されていく。思考すら他者の代弁的なものになっていく。 生きるという行為や仕事に携わることは多くの場合「お前は無能だ」という社会からの圧力との格闘でもある…
一般的なスピリチュアル文脈で語られる「気づき」は、答えや解決策のように語られることもあるが、本来的な「気づき」は単に「新しい有効な情報を得た」というレベルのものではない。 むしろ、自分のなかに以前から存在していた思考や感情の固まりが解け、そ…
般若心経は非常に短いお経でありながら、仏教の核心である「空」の思想を強く示すため、古くから広く読誦(どくじゅ)され尊ばれている。 以前(2011年)の記事でも紹介したが、この経典は否定構文のオンパレードとなっている。 わずか262文字のなかに「無」…
真っ暗な中、平均台の上を歩いているようだった。進む先も真っ暗で足元しか見えない。進まなければいけないのに足は重くて動かない。そんな気分だった。 「普通」から外れること、家族の期待を裏切ってしまうことが怖かった。周囲の視線も怖くて外に出られず…
前回のつづき 鬱の内的風景はこんなに厳しいものにもかかわらず、現在日本では10人に1人以上が鬱の経験者であると言われています。 セドナ2024 なぜ現代はこんなにも鬱や統合失調症で悩むひとが増えているのでしょう。 スピリチュアルカウンセリングを通…
自分を大切にと言われることはあっても、宇宙のためになるよう動きなさいとは初めて言われた。自分と他人という身近な範囲でしか考えることができなかった自身にとって、非常に衝撃的な言葉だったと思う。しかし、説明をよくよく聞いてみるとすんなり納得で…
「全体に向けて自己をひらく」というテーマで、4月に伊豆高原セミナーを開催し、私自身多くの気づきに充ちたものとなりました。 以下は参加者感想抜粋です。ご覧いただくとセミナーの様子が伝わるかと思います。 次回は9月に開催予定です。 全体の印象 ・駅…
『怪物』がLGBTの映画であり『花束みたいな恋をした』を単なる恋愛映画と思っているひとは、さほどいないと思っていた。 両者とも坂元裕二脚本であり、彼の脚本は、 【精神的自立 → 癒し → 再生 → 他者救済】 が主題となっている。 『怪物』が本家アカデミー…
突き抜けた自棄が、この世界や宇宙の再生のためには不可欠であることを、こころのどこかで知っているひとがいる。 「ありのまま」でいるには、完全に自己の鎧を脱ぎ捨て、傷つきやすい裸の状態でなくてはならない。 「ありのまま」とは、孤独で苦しいものな…
私が自己嫌悪に陥り「私はダメだ」と自己否定したとしよう。 数式的に 私=I ダメ=☓ とすると上記の文章は I=☓ となる。 だが、この「私はダメだ」をその同じ私は正しい(=〇)と思っているため、 I=(I=☓)=〇 となる。 2つの”I”は一つにできるので、 …
「オレはきっと変わらないよ」 そう思わない? セドナに向かう車中で発せられた息子(以降「息子くん」と記載)の言葉だ。 「自分から変わろうとする訳でない。出会いも含め環境や周囲が強引に変化していくことで、自分が変わることを余儀なくされる。それがセ…
平らな木の板に、棒状のスティック木を廻しながら押し付け「火種」を創り、その火種を可燃しやすいもので包込み、息を何度か吹きかけ酸素を入れていく。 この錐揉み(きりもみ)式火起こしの方法が、人類がおこなったもっとも原始的な火起こしの方法だと思う…
自分が「勇気」を発揮している姿やイメージはどのようなものでしょう。 私の場合は「勇気」という言葉から感じるのは以下のようなものです。 ・目の前にある壁を突破している ・鳥かごのように四方を囲まれているなかで、その囲いから出て行く ・平行棒のよ…
高校の修学旅行で、京都嵯峨野の寺々を散策しているとき、きっとこの場面は永く記憶に残るだろうと思ったことがあった。 理由はなぜだか分からない。 その散策自体が重要だったからなのか、あるいは嵯峨野の地の影響なのかは分からない。 誰かと会っていると…
光には面白い側面があり、それは「粒」の物質的側面と質量ゼロの「波」の両方の側面を常にもっていて、ひとが光の状態を「知る」ときは常に「粒子」の側面になるというもの。 ここで生じるのがいわゆる量子力学の観察者問題。 これは、ミクロの世界では一つ…
1年以上前の伊豆高原セミナーでの香りやクリスタルを用いてのセッションにて。 私はヒーリングの際には複数のもの、それは例えば、音とクリスタル/香りと光/声明とハンズオンヒーリングなど、ひとつではなく複数の癒しのための道具を使うことが、通常のやり…
もうすぐ「時雨れる」(しぐれる 晩秋から冬にかけての通り雨の多いこと)季節だが、気候変動でこのような情緒溢れる時分も、日本からなくなっていくのだろうか。 「雨月」とは、名月が雨で観られないことをあらわす大和言葉。 いにしえびとは、雨とともに見…
他人をコントロールするのに長けた人々は、巧妙にあなたの罪悪感を刺激して自分の思うとおりに人を動かします。 政治家が良く使う手としては、まず誰かを悪者に仕立てあげる。その悪者が感じて当然の罪悪感を、マスコミを通して煽ります。 大衆は自分が常日…
「言葉と裁かない知性」という記事で、以下のように書いた。 【ブロックの大半はオーラの2層(ときに3層)にあり、そしてほとんどが潜在意識を含めた意識で扱っている言葉と映像や音の記憶から成り立っている。 ブロックはチャクラ上に顕れるもので、チャク…
こころざしである「意図」を見ることが大切と、前回述べた。 「意図」はほとんどの場合「言葉」で出来ている。 もちろん「言葉」以外の「意図」もあるだろう。 「音」や「リズム」、「触感」や第六感的な「五感六感の感覚」で掴み表現される意図も多い。こう…