7つのチャクラの中心に「ハート」は位置しています。
上(クラウンチャクラ)から数えても4番目。
下(ベースチャクラ)から数えても4番目。
両手を左右に拡げた真ん中。
「ひと」という存在の中心にある。どこからでも一番近いように。
「ハート」には既に完全性があるので、「時間」の消失がはじまるところでもあります。
わたしたちの「生きている時間」は、変化のために存在しているからです。
別の言い方をすれば、わたしたちの意識が完全に「ハート」にあるとき、「永遠のいま」を感じているともいえます。
ひとりひとりの完全性(自身の絶対的善の探求)は宇宙の完全性でもあり、そこに還る旅を、永遠とも思えるほどの永きにわたってしています。
完全性はひとつではありません。
自分なりの完全性を見いだしていこうと、それぞれの魂がしています。
では、なにをもって「完全」となるのか。
個別性ある「完全」なので、一概には言えないのですが、痛みも恐怖も願いすらもない状態だとは言えます。この状態に付加される(絶対的)善の方向性は、各自の魂の色合いを持ちます。
この善の方向性(色合い)が、5層の魂の構造の顕れとなるのだと、チャクラを観ていて思うのです。
そして、宇宙は多様性を増しながら拡張していく。
*
「いま、ここ」で感謝につつまれ静かに充たされている在り方。
自らが「まごころ」そのものになっている在り方。
誰もが生きているなかで、ときにこうした状態を感じていると思います。
なにかを成し遂げることではなく、こうした瞬間を大切にしていく。
すると、時間を持たない「ハート」が生き生きとしていきます。
いつの間にか、こころが永遠にいて、永遠が奏でる調べを聴いているのだと思います。
自らが創る特等席で、ぜひ。
GIOVANNI ALLEVI 『Back to life』
彼の音楽を聴くと、こころがほどけ、やさしい「かなし」となって、音が意味を持ちはじめます。
どこかで聴いたことがあるような懐かしさと、初めて聴く新鮮さも感じることでしょう。
ほかにも素敵な曲がたくさんあります。
永く活躍してほしい。