『怪物』考察文章をすべて読んでいただいた方からの多くのご感想メール、ありがとうございます。映画を観る必要もあり、また考察は2万字を超えるのに、1週間に渡ってのお付き合いありがとうございます。
皆さんからメール等いただていること、あらためて感謝申し上げます。どうぞ気楽に送ってくださいね。私も気づきがたくさんあるので。
さて、そのなかで、とても面白く興味深いメールを、ご本人の了解もいただいたうえで、紹介させていただきます。
ところで、なぜ私がワクワクしながら書いていたことが分かるのだ!
気持ちは抑えて書いたつもりなのに。
以下ほぼメールそのままの形で皆さんとシェアさせていただきます。
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『怪物』の考察を、わくわくしながら書いておられる和さんの姿が目に浮かぶようでした。
『怪物』は上映開始後、割とすぐに映画館で観ました。
その時の感想はまだ表面的なもので自分より少し距離を置いていて、作品に登場する俳優の”怪演”ぶりにひとしきり感心しておりました。
ここまで一つの作品についての深いスピリチュアルな考察を読んだのは、今までで初めてかも知れません。
この世は『怪物』だらけなのでしょうか?
何故ありのままに生きるというシンプルなことが、こんなにももどかしいものなのでしょうか?
長男の中一の夏休み自由研究を思い出しました。
環境が整った研究室で行ったわけではないのですが、バラの花にいろんな言葉をかけて、その花が3日間でどのように変化するのかを観察したものです。
様々な言葉(戦争、平和、汚い、美しい、ありのまま、無関心など)のなかで一番生き生きと元気な姿を保ったのが、 ”ありのまま” でした。
内的な死を乗り越え再生して、ありのままの自分を受け入れただ愛に生きることを予感させるラストシーンに繋がっていく。
善意と良心のもと この宇宙の再生のために動く、
世界が生まれ変わる、
宇宙が生まれ変わる、
もう一度じっくり作品を味わいたいと思います。
素晴らしい考察をシェアしていただき心より感謝いたします。
ありがとうございました。
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