オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

哲学

ハート

7つのチャクラの中心に「ハート」は位置しています。 上(クラウンチャクラ)から数えても4番目。 下(ベースチャクラ)から数えても4番目。 両手を左右に拡げた真ん中。 「ひと」という存在の中心にある。どこからでも一番近いように。 「ハート」には既に…

あるクライアントとの書簡

【恋愛】 Aさん 私は、一時的に自分を好きになってくれる人はいても、ずっと愛してくれる人はいないと思っている。 潜在的な意識であったが、相手への信頼がないのはそこから来ているのかもしれない。 沢渡和 「愛」をどのようにとらえるかにもよりますが、…

アカシックレコード

「かつて在ったものは、在りつづける」 その概念としてのアカシックレコードについて、哲学者ベルクソンは語ってきた。 意識の開放性は多くの方が実感しているだろう。 この開放性に基づいて、「かつて在ったものは、在りつづける」とすると、意識は拡張しつ…

知性とハート

小林秀雄『モオツァルト』のなかでの私の好きな一節。 『突然、感動が来た。もはや音楽はレコードからやつて来るのではなかつた。海の方から、山の方からやつて来た』 山笑う アクリル+パステル+銀箔/ 30 x 39 cm ひっそりと、しなやかに、 いのちの流れを…

分かる/分からない

わたしは主体者を必要とする言葉はあまり好きではない。 日本語としての良さをあまり感じないからかもしれない。 さて、タイトルのような言葉には、ふつうそれを使う主体者が存在する。 何らかの説明や内容を「分かる」「理解する」「理解できない」という場…

言葉のちから

「言葉」はどうしてこんなにも強い力を持ってしまうのだろう。(前回の記事) 漢文学者の白川静は『漢字 生い立ちとその背景 』(岩波新書)で次のように言う。 「今から約五十年前、北京郊外の周口店遺址から、数次にわたって、北京原人とよばれる古代人骨…

こころざしの世界

昨日の記事のつづき。 どのような場合でも、意図や動機が大切。 この世界で鏡の法則として実現されるのは、行為ではなく意図の方が、その割合は大きい。 他者に働きかけるときの「動機」や「意図」と、自身に働きかけるときの「動機」や「意図」に違いがある…

自分を大切にするとは

感覚や気持ちを、善悪の判断で押し殺さない。 感覚や気持ちは、なにより「ありのまま」のものでそれがゆえに、自分自身の内奥に到達するための道しるべとなる。 内奥に導かれれば導かれるほど、人生はシンプルになり、感覚器官を通して観るもの、聴くもの、…

スピリチュアル人生相談2

質問 オーラは、どんな風に見えますか? 回答 量子力学の世界では、量子のふるまいは「観察者がいるかいないか」が決定的に大切となります。 光は、観察者がいない状態では「波」(多次元性が維持されている状態)ですが、観察者がいる状態では「粒子」(3次…

哲学者アンリ・ベルクソン2

哲学者アンリ・ベルクソン1 つづき。 『私たちが何を為すかは、私たちがいかなる存在であるかにかかっている、と言うのは正しい。しかし、それにはこう付け加えなければならない。 全面的にそうだとは言えないにしても、私たちが為していることこそ私たちそ…

哲学者アンリ・ベルクソン1

哲学者ベルクソンを理解するには、スピリチュアルな視点が不可欠だと思っている。 時代的にもクリシュナムルティが星の教団を解散し、組織によらない霊性の進化を模索していた時期でもあり、またヨーロッパ全体でも心霊主義や神智学協会が隆盛し、アリスベイ…

ベルクソンと天体の動き

フランスの哲学者アンリ・ベルクソンについて、山川の倫社教科書では以下のように記述している。 「ベルクソンによれば、宇宙に発生し、進化しながら展開する生命の躍動力こそが、真の実在である。その生命の躍動力がゆるむと固定した物質となり、高まると生…

培ってきたものを永遠に向け解き放つ

伊勢神宮は、二十年に一度の、すべてのものを造り替えていく式年遷宮によって「永遠」を得る。造り替えるというプロセスを通して「今」の息吹が吹き込まれ「今」のエネルギーが定着する。そして、新しい螺旋の動きがひとつ誕生する。余計で過剰なエネルギー…

ハートの流れや声との一致

論語に書かれている孔子のこの言葉は、人にとってのひとつの理想像であると思います。 心の欲する所に従えども矩を踰えず こころの赴くままに生きていくことで、無理をせずとも自然と、宇宙の流れとひとつになっている。 このような意味ととらえています。 …

深代惇郎

深代惇郎の文章が好きだ。 未だに、彼より好きな作家はいない。 温かな眼差しが、その文章に顕れている。 読書を通して、人は温かく豊かな知性にふれ幸せになることが出来るし、言葉を通して他者を幸せにも出来る。 彼は、1973年から1975年にかけて朝日新聞…

今田高俊 先生 と 水野和夫 先生

今田高俊先生と水野和夫先生。 最も敬愛しているお二人の本を、最近読んでいる。 今田高俊先生は以下のブログで以前に紹介。現在、氏の別の本をいくつか読んでいる。 akuakazu.hatenablog.com 並行して、経済学者 水野和夫氏(以下ブログで言及)の最新作『…

モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。

私の言葉ではない。 私の「かなしさ」は疾走しない。 しかし、沈殿もしない。 常に静かに流れていて、私のなかで美しさやいのちの源泉になっているように感じている。 この「かなしさ」に飲み込まれることもなければ、この「かなしさ」がなくなることもない…

チャクラ曼荼羅

ボロブドゥール寺院や曼荼羅について思いを巡らしていたら、自分でも曼荼羅を創ってみたくなった。 来週のオーラセミナーの準備としてでもある。 チャクラ曼荼羅 ボロブドゥール寺院自体が曼荼羅構造となっているが、その構造をより多次元的に敷衍してみたく…

書籍『目的なき人生を生きる』

前回は映画のお薦めをご紹介したが、今回は書籍のお薦め。 しかも哲学系。 人生に目的は要らない。というか、合わないし、持っていると害がある。効率化という尺度から人生を自由にしないとならない。そんな、テーマの本が最近出版された。私が言うよりずっ…

「欲望とは、他者の欲望である」

これは私の言葉ではありません。 フランスの精神科医であり哲学者でもあったジャック・ラカンの言葉です。新しいセミナーの開催を控えているときは、その準備のためのチャネリングをしていくに当たって、自分が気付かなかった複数の視点が欲しくなるので、哲…

フェルマーの最終定理

実に360年もの間、数字にとりつかれた者やプロの数学者達が、数々のドラマを生み出す元となった「フェルマーの最終定理」この名前を聞いた人は多いでしょう。 映画やドラマでも、そこに天才が登場する場合に良く取り上げられています。 先日行ったファウ…

探究を支援するために考える

すべては「考える」ことからはじまる。 人間が人間であることの本質は「探究」にある。 その前に「癒し」という向かい合うべきもの、 乗り越えていくべきものもある。 でも、人の本質は、たとえ、世間ではあたりまえのことであっても、 無邪気に無心に、分か…

偶然性と論理性

なぜ、まだ多くの人は、オーラを肉眼で見ることが出ないのか。 なぜ、一部の人にしか、まだその秘密が解き明かされていないのか。 頻繁に思うことではある。 皆が皆、オーラやチャクラを、あたかも、 何かの物質的モノを見るように観えていると想像してみる…

「在る」という不思議

存在というものは、それだけで神秘に充ちている。 花にしろ茶碗にしろ月にしろ赤ちゃんにしろ、 そこに「ただ在る」ということは、 無限の不可思議をまとっている。 なぜ、他ではない、ここなのか。 なぜ、そういう形式と質感なのか。 なぜ、今なのか。 なぜ…

「問い」の大切さ と オーラの3層

「問い」とは、「なぜ、こうなのか?」という問い。 この「問い」、仏教の「正見」に近いものだが、 これは、オーラの3層で保持されているエネルギー構造体と言える。 オーラの3層までチャクラを開くことで、 この「正見」の機能に基づいた「問い」が、なさ…