あなたが、必要なものと考えている多くのものは、
あなたにとっての「鎧」のようなものです。
「鎧」は、それを着ていると、確かに、安心は出来るでしょう。
ですが、とても重く、呼吸や身軽さ、自由な感覚を奪ってしまいます。
一日中着ていては、すぐに疲れ果ててしまいます。
肩や腰も、さぞかし凝ることでしょう。
また、いつも「鎧」を着ているので、次なる「鎧」を必要としています。
これを持っているから「安心」と、
自分で自分をマインドコントロールしているからです。
次々に鎧を重ね着して、ついには裸の自分が本来持つ、
自由な感覚をすっかり忘れてしまうことでしょう。
必要なものは何もありません。
ただ不必要なものがあるだけなのです。
精神的にも物質的にもです。
また、何かを捨ててそれで終わり。ではありません。
捨てたからこそ得られるものがあります。
「捨てる+今は想像つかない、新しい何かを得る」 それが「変わる」ということ。
ひょっとすると、何かを捨ててそれで終わりと思っているから、
いつまでも変われないのかもしれません。
変わりたくないのかもしれません。
生命は、古い細胞を捨てて、
新しい細胞が生まれる、という新陳代謝で出来ています。
そのために「光」があります。
人は光を目指して進みます。そのように出来ています。
いつも、その瞬間、瞬間の光に向かって伸びていけるように、
植物たちは、柔軟な身体をしています。
あなたも身軽に、その瞬間々々の「内なる光」にしたがいましょう。
絵は、Art Swing MAMIさんの描く "Freedom"