過去に深い傷を負っている場合、その傷自体よりも、
「また過去のあのときが再現されるかもしれない」
といった恐怖の方が、その人自身に強く影響を与えているようだ。
「あのときに感じたショックはなんとしても避けたい」
それは悲しみか痛みか恥ずかしさか怒りか、
あるいは、生命の存続に関わる恐怖なのか。
何かしら自分が崩れてしまうたぐいのものだろう。
この痛みは、該当するチャクラのオーラの2層の部分に
ブロックとして形成されている。
感情的恐怖や痛みだから、2層に顕現される。
2層は肉体から数えて2番目の層なので、リアルに感じられる。
だから、この恐怖を強く感じてしまうため、人は、
「自分が今、良い方向に歩んで行っているのか、悪い方向に進んでいるのか?」
ということをとても気にしてしまう。
そして、そういうことを気にするときは、大抵、
自分では悪い方向に進んでいる、
そう思っているときだ。
当然のことながら、ますます恐怖は募っていく。
結果、その人は何をするのか・・・
落ちるところまで落ちてしまおう、
そう思う人が多い。
なぜなら、落ちているときは、いろいろなことに
鈍感になれるから。
そうして、人は「落ちたく」なってしまう。
それは、過食だったり様々な飽くなき欲望充足だったり、
堕落だったり怠惰だったり・・・
でも、ほとんどの人は落ちきれずに、途中で苦しくなって引き返す。
そのときの道のりは、少しばかり険しい。
「落ちていきた」という動機は、少しでも鈍感になって、
早くこの恐怖の感覚から逃げたいことにある。
そう気付いていよう。
そうすれば、たとえ落ちても、引き返す道のりは、たいしたことはない。
あと、もう一つ。
過去に何度もこうして「落ちた」ことを思いだそう!
以前、好評だったのでもう一枚。 なんとも幸せそうな怠惰です。