自分で何かしらの仕事をしたい、ビジネスをしたいと思っている人は、
意外にたくさんいるものです。
ただ、みなさん、どこから手をつけていいか分からない。
何をしたいのかも分からない。
身のまわりに相談出来る人も、なかなかいない。
日本人の90%近くはサラリーマンなので、
サラリーマンになることを相談する人には、事欠きませんが、
いざ独立起業をするとなると、知人関係で信頼出来る人はそうそう見つかりません。
akuaにおいでになる方は、特に男性の方は、一般の人に比べて、
独立している人や経営者がかなり多いのです。
そうでない人も、なんらかの形で独立を考えている方が多い。
だからでしょうか。多くの方から自由闊達さを感じます。
私も独立をして17年になりますが、よく続いているなと思います。
まぁ、続かないと困ってしまうのですが。。。
最初のうちは、自分の思い込みや、一か八かのギャンブル精神が災いして、
それなりの悪戦苦闘をしました。
別に本当にギャンブルをしたという訳ではありませんよ。念のため。
akuaをはじめて以降は、ずっと右肩上がりで成長してきています。
でも来月にもどうなるか分からない身なので、今のうちにこう書いておきます。
起業セミナーの基礎では、「起業」の魅力とリスクを出来るだけ客観的に伝えました。
中級のセミナーでは、
既になんらかのビジネスを行っている人に対しては事業計画などの
具体的コンサルティングとなります。
まったくはじめての方でも、
最低でも独立へ向けての具体的な一歩を踏み出すことを目指しています。
講義 6割
ワーク 2割
個別コンサルティング 2割
といった感じでしょうか。
6月に1回目を開催し、昨日また伊豆で中級のセミナーを開催してみて、
あらためて気付いたことがいくつかあります。
1 独立ということは、それを考えるだけでも楽しい。
2 でも、いざ、独立ということを考えはじめると、内面が活性化しはじめ、
極めて良い意味で、大変なことになる。
3 なぜなら独立とは、自立であり、自立とは本来、内的な自立のこと。
だから、自身の内面と向かい合うということが避けられない。
4 何をするかを見定めた後に、起業に向けて具体的な作業に一歩踏み出すと、
今度は自らの創造性の発露が必要となってくる。
5 そこで、自分の能力的な問題と向かい合うことになります。
能力への過信と能力への不信。
いままでなぜ能力を発揮してこなかったのかという原因など。
6 これらを通して、はじめて自分を尊ぶという「独立自尊」が成し遂げられていきます。
今回、あらためてこのように思いました。
以下に参加者の感想を記します。
■ 起業に向けての具体的ステップのスムーズさ、カズさんの経験談やノウハウなど
すべて参考になり有意義で楽しく、2日間があっという間でした。
今後実際に一歩一歩進めていくのが楽しみです。
■ 学問の発展経緯や学問とは何かについての講義が、ほかでは全く聞いたことのない
ものだった。
■ 最初ワークの課題が多いように感じたけれども順番に行っていくと、
自然と整理されていくのに驚いた。
実際の参加者の勤めている大企業を例とした、
コンサルティングのケースステディーの面白さは、
まるで現場に立ち会っているかのようで、スリリングで楽しいものでした。
■ 今までしっかり考えていたつもりでも、実はあまり良くは考えられていなかったのだ
というを自覚しました。
今までなかなか実行に移せなかったことに着手出来ると思います。
■ 起業には自分自身の在り方が大切なのが、良く理解出来ました。
■ 自分の強みや楽しさが、意外な切り口から発見出来ました。
通常のビジネスセミナーっぽくなく、深い創造性が刺激され発揮されるセミナーでした。
方向性が定まって生きる楽しさが増してきました。
■ 正規分布と対数分布を現実世界と照合しながら行う講義は、大変ためになりました。
全員で考えながら、当社の問題点を抽出し整理していくのは
有意義かつ大変楽しいものでした。
■ 個別コンサルティングのたびごとに、ぐっと具体的になってきてすごいな、と思いました。
■ 久しぶりの伊豆でしたが、この伊豆のエネルギーの良さと温泉の良さがやっと分かった。
食事は三食とも美味しかったです。
講義があるなしにかかわらずもう一泊してもいいと思います。
■ 具体的に一歩踏み出すことそのものが、次のステップに自動的につながっていく
ということが良く分かりました。
ワークで自分が使っているひとつひとつの言葉を突き詰めて考えるという作業の大切さが
深く納得出来ました。
■ 方向性が決まってとても嬉しい。
今は疲れているけど、やりはじめるときっとワクワクして楽しい。
■ 起業を考えることが、こんなに自分の内面を見つめることができることだとは
思いませんでした。成長が出来る手応えを感じています。
起業のように、何か本気で取り組めるテーマがあるとき、
人は真剣に自分自身と向き合えるのだと思います。