オーラが伝えるすべて

オーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

鬱 - 鬱が増えている理由 -

前回のつづき

鬱の内的風景はこんなに厳しいものにもかかわらず、現在日本では10人に1人以上が鬱の経験者であると言われています。

セドナ2024

なぜ現代はこんなにも鬱や統合失調症で悩むひとが増えているのでしょう。

スピリチュアルカウンセリングを通して考えられる理由は以下となります。

 

自然破壊と自然にふれる機会が著しく減っていること

自然と触れ合うことで癒しや体内エネルギーの流れが生まれます。自然破壊が進んでいることは、わたしたちを育んでいるエネルギーが破壊されていることでもあります。

美を感じるとき、わたしたちの意識では癒しも起きているのですが、その美を感じる感受性すらも、自然破壊や人工的なものに囲まれる生活のなかで、失いつつあります。

 

情報過多

一日に触れ合う情報量は100年前1000年前と比較して飛躍的に多くなっています。SNSなどを通してインプットばかりが多くなり頭部のエネルギーが滞留し混乱してしまいます。物事を整理してシンプルに真っ直ぐに考える力が失われ、混乱のなかで同じことばかりを同じように考え続けてしまいます。

 

自然のなかで身体を動かす機会の減少

自然のなかで身体を動かすとき、自然が持つ「流れ」と自然に同調していき身体のエネルギーも「流れ」はじめようとします。

PC作業主体の仕事では身体を動かす機会が以前に比べて大きく減少して、身体エネルギーが流れを失い硬直化しがちとなります。自然のなかにいるとき、体操やストレッチなどをしてみると、自宅以上の効果を感じることと思います。

また流れを生み出していくためには、頻繁に水を飲むことも大切です。

 

PC・スマホ主体の生活

生命体は他の生命体と触れ合うときに、その本来の機能を取り戻そうとします。

なにか用件があってもLineやメールで済ますことが増えているため生命体(声、肉体、生命エネギーなど5感6感で感じられるもの)との接触機会が減少しています。

次第に5感の機能も減衰していき思考ばかりが優先されるようになります。考えても解決しないからこそ鬱になったにもかかわらず、一層出口のない考えに囚われていきます。

 

創造性の発揮がない

多忙さから、絵を描いたり何かを創作したりといった創造活動の時間を、多くのひとは持たなくなりました。

ひとは何かを創造しようとするときに、自分を超えた天界や魂、ハートとつながることを自然に始めていきます。この時間が、日頃は思いもよらない気付きをもたらしたり、突破口を見出したりにつながっていきます。

創造の時間を持てないことが、思考の堂々巡りを招く大きな理由のひとつでもあります。

 

余裕がない

時間的にも精神的にもなにかに追われ続けることで、エネルギー・情報が整理されないままで次の作業に入ることを繰り返し混乱が助長されていきます。

ほっと一息する時間を持つことは次の作業に入ることよりも大切なことです。

 

お金がない

鬱になる一番多い原因とされています。

日本が国として衰退期に入りつつあることも影響していることに加えて、政治が若者に対して厳しい施策を取り続けていることもあって、多くの40代以下はお金がない状態が長期間にわたって続いています。

若者は以前と比して非常貧しくなっています。

お金がないと自由や余裕を失い、混乱のなかで悪循環が続いていきます。

鬱にならないように、思い切って誰かに金銭的な支えを頼ってみることも必要と思います。

目的指向

ぼんやりしているときや、無意味な行動をしているときにエネルギーは整理されます。

なにかの目的を持って生きることが推奨され、こうした無目的行為が悪のように見做されてしまいました。

昔の映画などをみると分かりますが、以前の日本は親戚のなかに1人ぐらいはなにもしていないでブラブラしているひとがいたものです。

エネルギー的にみると、こうしたひとの存在こそが全体の秩序回復に役立っているものです。それは個人においても同じで、無意味な行為や無目的な時間を積極的に持つことは、効率優先社会のなかでとても大切なことです。

それはハンドルの「あそび」のようなもので、様々な突発的な出来事への弾力性柔軟性を高めていくものとなります。

効率優先思想が鬱のひとを増やしています。

 

孤独と不安

単身で生活する人の増加と、その方々が例外なく多忙であること。

また将来が見通せない時代でもあり、将来を考えれば考えるほど不安感は増すようにできています。

生命体との接触を意識的に増やしていかないと、孤独感も癒えることがありません。

とはいえ鬱だからこそ「ひとりになりたい」「誰ともふれあいたくない」と思うことでしょう。ペットでもいいし植物でもいいので、生命体との触れ合い話し合いをしてみてください。

宇宙的には「すべてがすべてを支え合って」います。

しかし現代の価値観は「あなたのみがあなたを支えろ」です。この価値観は為政者にとっては都合が良いですが生命体には沿っていません。

一度、身の周りを「すべてがすべてを支え合っている」という価値観に基づいて捉え直してみて欲しいです。

 

過去生の影響

まったくの暗闇のなかにいた過去生を誰もが一度や二度は持っているものです。

幽霊のような光を知らない存在であった過去かもしれませんし、物質世界の誕生初期に次元移動のすべが分からず、光のない宇宙空間で迷子となり何千年も彷徨った過去かもしれません。

鬱特有の光がないという状態が、その過去生を思い出してしまい、よりそれに引きづられてしまうこともあります。

 

こうした事柄が複合的に作用して鬱が増えていると考えています。

ですが、

覚えていて欲しいのですが、あなたが生きている限り「歩く力」自体は決して失われることはありません。

 

創造活動や自然とのふれあいを通して、新しい「光ある空間」を創りだすことをはじめてみれば、鬱とは「光がなくて道が見えないだけ」だったのだと理解できると思います。

少しでもいいから自分の内的世界に「光」を灯すことを自分なりにはじめようとしてみてください。