学びとは、探求マインドのこと。
そして、この探究マインドは、
教えようと思っても、なかなか教えられるものではない。
それは伝わるものだから。
つまり、教える立場の者が、この探究マインドを持って、
教えられる者とともにいるときに、
このエネルギーは伝播していく。
探究マインドを持つためには、自分はあらかじめ、このことを知っているわけではない、
という意識付けが必要となる。
たとえ知っていたとしても、
まだ知らないことが、あるかもしれない、
という立場でいることが必要となる。
教える立場の者が、この意識を持ち続けるには、
勇気が必要。
いや、本当は勇気は必要ではないのだが、
そのようなことが不安定だと思い、自分の立場を危うくすると思い込んでいる人にとっては、
きっと、勇気が必要になる。
最初に、教える立場のものが、探求心旺盛でいると、
生徒には、すぐに伝播する。
あらゆる生命体にとって、探求心を持つということは、不可欠なものだから。
この探究心があるとき、人の頭頂にあるチャクラ、
チャクラとはエネルギーや気の入り口であり、出口のようなものであるが、
その部分が、活性化し始める。
つまり探求心は、私たち人間の「てっぺん」に位置づけられる。
赤ちゃんは、この頭頂にあるチャクラのエネルギーが、
驚くほど活性化している。
肉体的にも、赤ちゃんの頭頂が柔らかいのは、そのためでもある。
だから、探求心そのものでいる。
赤ちゃんは、ここからのエネルギーと、
母親からのおっぱい(ハート)のエネルギーのみで、
ほとんど生きている。
私には、そう見える。
多くのスピリチュアルな本には、
クラウンチャクラは、霊的関心あるいは、聖なるものへの関心、
と書かれている。
そう感じてしまうのも無理はないが、私が見るところ、
スピリチュアルへの関心、宗教的なものへの関心
が高い人ほど、知識を求め、情報を求め、このチャクラに流れがなくなっている。
つまり、ブロックが出来ている。
自分が得たものを一度脇に置き、探究をすることが出来ていないから。
自分は知っている者、と思い込んでしまうから。
この信念は正しいのか、と疑うことをしないから。
探求心をあなたが持つと、それだけで他者に影響を与えていく。
あなたの第三の目とクラウンチャクラのエネルギーを通して。
そして、きっと何かに「気付く」。
この「気付き」が、あなたと周りの者たちを自由にしていく。
そして、その自由な感覚、それこそが愛である。