オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

経営コンサルティングの仕事とカウンセリングの仕事 2

一昨日のブログ の続き。


両者の仕事の類似点について。


1 クライアント(企業)を冷静に客観視して問題点を指摘するのが仕事。


クライアントのことを、さして熟知する必要はない。
熟知すると、クライアントと同じ文脈に立つことをしがちで、鳥瞰出来ない。
知らないうちに「思い込み」を持ってしまうかもしれない。
組織の変化は緩慢だが、個人の変化はひとたびその流れに乗れば早い。
だから組織を対象としているときは、過去の文脈を意識する必要があるが、
個人対象の場合、過去のイメージは不必要だ。


先入観なしに、対峙することが肝要。




2 言葉を職業道具としている。


コンサルタント自らが、クライアント企業の業務に手を染めることはない。
また、カウンセラーがクライアントの人生を代わりに生きることもない。


両者ともに、「言葉」によって相手の変化を支援する。
それはプレゼンなどの話し言葉かもしれないし、資料の言葉かもしれない。


ただ、カウンセリングよりコンサルティングの方が言葉への依存度は高い。


カウンセリングでは、言葉そのものより、「場の設定」や「神聖さ」「魂」
といったエネルギー的側面がクライアントの変化を支援する場合が多い。


そうした準備を通して、はじめて「言葉」が生きてくる。




3 納得感は思いのほか、大切。


人は、納得しないと動かない。


そして、納得の時にある種の「感動」があれば尚、良い。


コンサルティングでは、その場での納得感が得られなければ、どんなに
素晴らしい仮説であっても無に帰す。


しかし、カウンセリングでは、その場での納得感が得られなくても、
一年後にやってきて、「あのときのメッセージの意味がやっと分かった」と
言われることもある。


もちろん、その場で納得してもらえるに越したことはないが、
「待つ」姿勢と忍耐がカウンセラーには求められる。




4 守秘義務


これがないと、クライアントは安心出来ない。


今までずっと言えないでいたことは、
ただ「表現する」というだけで大きな癒しになるものだ。


喉のつかえがとれる、とでも言えばいいだろうか。


これは経営コンサルティングにおいても同じ。




5 教育産業に属する


昨今の激しい経営環境の変化のなかでは、オーナー経営者は最高益が2,3年
続いたところで、素直に喜びはしない。


彼らが本当に喜べるのは、従業員が心身ともに成長しているのを実感出来るとき。


オーナーにとって企業と人生は一蓮托生だから。


カウンセラーにとっても、クライアントが2,3の課題を乗り越えたところで、
喜びは出来ない。


本当の意味での平安が、クライアントのなかに宿ってきていることを実感出来るとき、
ひそかな喜びに包まれる。


両者ともに、本質的なニーズは、

企業人としてあるいは人生のなかで自らが幸せになるための、「学び」にある。



Art Swing MAMIさんがある方のために描いた「ハートの絵」

   タイトルは 『AIR