なぜ、感情と思考はオーラの２層で同じ場所にあるのか？
それは、感情は思考パターンの蓄積体であり、言葉によって構築
されているものが、そのほとんどだからです。
感情と思考を別物だと考える習慣が、多くのスピリチュアルの人の
なかにもあると思います。
確かに、生存の危機にさらされたとき、それは例えば、
乗っている飛行機が落ちそうになるとき、
断崖絶壁に立っているときに突風が吹いたとき、
拳銃や包丁を突きつけられたとき、
ものすごい飢えと渇きに苦しむとき、
などは「怖い」「つらい」という感情が無条件に作動します。
万人に共通した感情でしょう。
私たちのDNAが、私たちの生存を維持するために持っている感情です。
こうした感情は、通常の辛いとか悲しいとか嬉しいとかの感情と、別扱い
していいものと思います。
辛いとか、人と会うことが怖いとか、孤独で悲しくさびしいなどは、すべて
思考パターンの蓄積体です。
過去生からの、ある事象を怖いとか悲しいとか定義してしまう、あなたの
思考の癖の蓄積体です。
あなた独自のものです。
スピリチュアルで成功した人が、良く、
「私はいつも何をやっていても愉しくワクワクしています！ 幸せイッパイです！」
と少しいっちゃっている目をして講演したりブログや本に書いているのを見か
けますよね。
おめでとう！ マインドコントロールの成功例です！
これも、悲しいという気持ちの上に、ワクワクという思考パターンを上書き
することで、可能となります。
マインドコントロールが感情をも支配するのは、そのためです。
今生マインドコントロールがとれなくても、来生では大丈夫でしょう。
無事、また悲しくせつない気持ちを思い出すことが出来ます。
そうでないと、あなたが大切にしている進化が出来なくなるから。
そもそも、悲しいとか怖いとかという感情を、「良くないもの」や「進化
していない象徴」と見なすことが、すでに分離の発想に基づいています。
だから彼らや彼女らは言うのですよね。私はいつもワクワクしていると。
悲しみやせつなさや、辛さや怒りは良くないものなのでしょうか。
断言します。
はい。それらはいいものです。
なぜなら、その奥に「愛」や「生命」が息づいているからです。
それはハート（オーラの４層）を通して流れ出てくるものです。
その奥にある愛に至るために、それらと触れる必要があるのだ。
私たちが過去、それらを「愛でない」と定義したから。
私たちが過去、それらを「不必要だ。邪魔だ」と定義し抑圧したから。
私たちは、結果、私たちの生命を封じ込めた。
愛を封印した。
どんな感情の奥にも愛がある。生命の流れがある。
それはオーラを通してハートにつながっているからだ。
万人がハートのエネルギーフィールドである４層を持つ。
違いは、そのエネルギーの流れを封印しているのか、していないのかだ。
それだけなのです。
