オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

「原因-結果」からの自由

私たちが、物事を考え分析するに当たって、あまりにも因果律(原因-結果の関係性)にとらわれてはいないでしょうか。

この因果律ニュートン以来(古典物理学以来)、近現代人を大きく縛っている考え方にちがいないでしょう。
ニュートン力学が、この物質界の現象を様々に証明して以降、科学の分野だけでなく、心の分野、精神の分野、最近ではハートの分野にまで、この考え方はあまねく浸透している。

心の分野のハウツー本に始まり成功哲学自己啓発も、この因果律に基づいて構築されている。

確かに、心のあるブロック(不自然な状態)が、ある(困難な)現象を外界に作りだしている。


でも心の分野、意識領域では、これだけでは説明出来ないし、あまりに説明すればするほど嘘くさくなってしまう。

そう感じること、皆さんにはありませんか?


あまりにこの因果律に支配されているので、たとえ心の問題であったとしても、これ以外の考え方によって自分や他人が納得していくのは、なかなかに至難の業です。


因果律とは、物事が生じる「意味」を、とらえようとする思考法と言ってもいいでしょう。
今はやりの「引き寄せの法則」とて、「自分の意識にあるものが外界の似たものを引きつける」という「意味」に支配されています。

確かにそうなのですが、「引き寄せられる」のはその人の潜在意識にあるものが「引き寄せられる」のであって、顕在意識の「願望」は一時だけ引き寄せられるかも知れませんが、すぐに離れていきます。
これは余談。余談なのですが、この文章も私なりの「因果律」に基づいています。


さて、「意味」とは「言葉」なので、言葉に支配されていきます。
となると、言葉によって構成されている「思考」こそが、万能なようにも感じ始めます。
いつしか「現象」から離れます。
「現象」から離れることは「いま、ここ」から離れることです。

メリットもデメリットも表裏一体ではありますが、因果律を心の領域に適用した場合のそれぞれを少しだけ整理をしてみましょう。


因果律のメリット】
1 原因となるものを変えれば、結果も変わるという安心感。誤解しなければ、自分次第ということへの気付きが得られる。
2 理解不能と思われた現象の「意味」を知ることで救われる。
3 曖昧さが排除されスッキリする。


因果律のデメリット】
A 今生の記憶ではとらえきれない、過去生の「カルマ」的なものについては「無効」。
B 「分からない」ことについての耐性がなくなる。
C 意識のジャンプ・跳躍の機会を損失する。一直線上に成長をとらえてしまう。
D 「いま、ここ」から離れ思考ゲーム(思考万能)に陥る。しかも本人はそれを気付きにくい。


すぐに思いつくのはこんなところでしょうか。
まだまだいろいろあると思います。
特にデメリットで何か気付いたら教えて下さいませ。


さて、なぜこんなことを考えているのかというと、私たちの「ハート」は、因果律から完全に自由であると、常日頃思っているからです。


Art Swing MAMIさんの『bloom』

   イルカが伝えに来ました。

 『 花は、心が満ち足りた時に開く』

   例外はないらしいです。

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