映画『高地戦』と『JSA』を観れば、朝鮮半島の憎悪が、第二次大戦に勝利した列強によりいかに人為的に作られたものかがよく分かる。
南北の当人達は当然「仲良く」したい。
だが列強は、刷り込みとアジア人への人種差別とから戦争を長引かせ、最終的に人を人とも思わない悪魔的な舵を切る。
これによってわずか12時間で南北10万人以上の死者が出たと言われます。
何十年後かに南北が融和したのち、北朝鮮の人たちが、韓国によってこのような映画が作られていたということを知ったとき、それは文字通りの「南北融和」になる筈です。
『高地戦』のなかで上官の印象深いセリフがあります。
「我々は敵と戦っているんじゃない。戦争と戦っているんだ。だから生き延びることが勝利だ」
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では「何十年後かに南北が融和したのち」と書きましたが、一昨日からの劇的動きで、今年中にも「あり得る」話しとなってきました。
もちろんそうあって欲しいと願っていますし、そう「祈る」ことは、想像以上の出来事を起こす力となる筈です。
皆さんも瞑想のとき、同時に「平和」を祈ってみて下さい。
「現代の戦争」は弱者が悲惨な目にあい、強者が国内外から搾取するのみで、格差を広げるためだけのものですから。
『高地戦』のセリフ抜粋「敵と戦っているんじゃない。戦争と戦っているんだ」は、制作者側は「敵と戦っているんじゃない。<戦争を引き起こす人々と>戦っているんだ」としたかったのだろうと個人的に感じています。
今こそ、皆さんとそしてなにより北朝鮮の人たちに観て欲しい映画です。