たとえば、あなたに誰か苦手な人がいたとしよう。
苦手なので出来るだけ話しをしたくない。
だが、スピリチュアル本を読むと、すべてに意味があるとか、起きていることを肯定的に受け止めるように書いてあるので、ついつい、チャレンジ精神を発揮して、苦手な人にも果敢に話しかけなくてはいけないと考えてしまう人がいる。
スピリチュアルなことに関心がある人に多い。
スピリチュアルの教えは、なんでもかんでも「それは学び」としがちでもあります。
普通の人は苦手な人の悪口を言うことに終始してしまいがちなので、それよりはいいとは思いますが。。。。
ただ、どのような「学び」として自分の身に起こっているのかをあまり考えてしまっても、それは仮定の話であるため、幻想の世界に入っていってしまいがちになります。
確かに、何らかの「学び」として起きてはいますが、すべてを一律に考えない。
人の意識やカルマを含めたエネルギーの法則は、そんなにシンプルには出来ていません。
こうしたとき、するべきことは相手にではなく、まずは「自分自身に意識を向ける」こと。
「私はその人のどこが苦手なのか」
「私はなぜそれを苦手と感じているのか」
「私の肉体、感情、知性、ハートはそれぞれ、その人についてどう感じているのか」
こうしたことを確認して紙に書いた後、その人を避けるべきか、それとも、自分の苦手意識克服のために、果敢に接触を試みていくべきかを決めましょう。
ポイントは感情ではなく、「ハートがどのように感じているか」です。
ハートがその人とのつながりを大切にしていくように。
あるいは、あなた自身がハートにいさえすれば相手と接することはたいしたことではないと感じられるならば、いつもハートにいるためのチャンスととらえて積極的に話しかけることが、なんらかの成長をもたらすでしょう。
ですが、ハートがその人をさして重要視していないと感じるのであれば、必要最低限の話にとどめ距離を置くことは、あなたを守るためにも大切です。
どうしても距離を置くことが出来ないのであれば、またその場を離れることも出来ないのであれば、なんらかの「学び」と考えても良いでしょう。
あるいは、「勇気」を出して、その場にいることを辞める決断をするタイミングか。
ポジティブシンキングに偏らないで、自分の気持ちもきちんと観て、出来れば思い込みや恐怖をきちんとみて、判断しましょう。
イルカたちは自由に、制約に縛られず直感的です。
キンドル本「イルカと泳ぐ」もよろしくです。
ありがたいことにいくつか感想も記されています。
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