オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

自分の脆さと向かい合う

私たちは、自分がある程度は、脆い存在だと思っています。
特に若い時はそうです。
まだ敏感さ繊細さが維持されていますから、ほんのささいなことで傷ついています。
そのように傷ついてしまう自分にもダメだと思って、罪悪感を深めたりより自身を自分で裁いて傷ついたりもします。


大人になるということを、こうした傷つきやすさに対して、タフになることだと思い込み、自分自身を鈍感にする術を、多くの若者は学ぼうとしてしまいます。
すぐに怒ってみたり、お酒を飲んだり、紋切り型の答弁を身に付けたり、新たな目標達成や自分を高める資格取得に価値を置いたりしてです。


どうやら社会では、傷つきやすさというものが、ネガティブにとらえられているようですね。


そうして自然破壊や、経済至上主義や原発推進派が生まれていくのでしょう。

自然で、シンプルな感覚を、次第に失っていくのでしょう。



私たちは自分自身が、本来、傷つきやすい存在だ、と生まれながらに知っています。
子どもの頃に、傷ついたトラウマの一つや二つは、誰にでもあるでしょう。

だから、傷つくことを怖れて、先回りをしたりもします。

自分のエゴを満足させておく、という手法によってです。

たくさん食べてみたり、寝続けてみたり、性的欲求を満たすことを重視したり、宗教や精神世界の本を読みあさってみたり、自己啓発セミナーに参加し続けたり、その他様々な自分を満たすことを、懸命に追い求め続けることを通してです。


こうしたことは、すべて自己肯定感をキープしたいと思うために行います。
心のなかでは、日々サバイバルをしていることを認めているからです。


あなたが恋愛したいのも、勉強するのも、いい子に振る舞っているのも、そのためなのかもしれません。
日頃、自己肯定感を求めている自分を知っていて下さい。

自分の一挙手一投足のなかに、自己肯定感を満たすことを、その動機にしている行動に敏感になることをおすすめします。

そして、そうした動機から動いている行動は、少し意識してやめてみるのです。



そのときあなたは観察を始めます。
自分自身の観察を通して、他者や自然や社会の観察を始めます。
そこで、必要となりそうな勉強はしておきましょう。

観察したうえで、自分のハートがどう動くか、あるいは、動かないのか。
動きがあったときのみ、行動してみる習慣を身に付けてみましょう。
ハートが動かないうちは、動かないで観察をしているだけでいるのです。



瞬間的な危機でないときには、行動をすぐには、おこさないで観察していることはハートに根ざした叡智を養います。



ハートに根ざした叡智を身につけたとき、たとえ、それでもあなたは傷つきますが、また、自己肯定感も多少はゆらぎますが、安直な行動に結び付くことがなくなっていきます。
傷ついてもそれが、慈しみを持って感じられこそすれ、後々まで、尾を引くことはなくなっていきます。



つまり、表層的な感情の動きではなく、本来のあなたとして生きられるようになっていきます。


人生に対しての怖さは、なくなっていきます。
どんな事態でも、柔軟に対応出来る自分を見出していくことでしょう。


むしろ幼少期の頃に感じていた、何をしていても、静かに楽しい感じが、ずっとハートで維持されるようになります。

これは、トライアンドエラーそのものに具わっている「歓び」というべきものです。



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