前回の記事で、知性は自己に対して外部的に働くと書いた。
感情や思考はオーラの2層にそのほとんどが存在しているので、肉体にほど近い。
3層の知性はハートにほど近い。
感情や思考については、確かに自分自身に立脚しているが、知性やハートにはそのような自分という感覚を持ちづらいかもしれない。
だからか、知性を活用して自分自身を観ることをしていると、自分というものが薄れていく感覚を持つことになる。
ハートを活用しても同じこと。
無私の感覚は、自分を観ることやハートを意識することを通して養われていく。
自分自身を客観的に観るときに活性化している脳の部位は、「前頭前野」ということが分かっているらしい。創造的活動をしているときも、この部位が活発になるとのこと。
ここは第三の目のチャクラがあるところ。
第三の目のチャクラが4層以上まで開いていくと、「多次元的にありのままに観る」に導かれていく。
本質を観るといってもいい。ものごとの本質は、多次元的だから。
第三の目が活性化する進化の段階に至ると、ひとは、日常的に自分自身を観察するようになる。
そのことがまた、天界のエネルギーをも第三の目にもたらすようになる。
そして自分自身の多次元性にも気づいていく。
いつの日か、エゴがなくなり、エゴからくる怖れなしに生きれるようになる。