インナーチャイルドとは、あなたが幼いころに、
親や周囲の大人達との関係のなかで、
心に傷をおった部分のことをいいます。
何か突然ひどいことを言われたり、
暴力をふるわれて萎縮したり、
親がくだらないことに熱中していて
自分は無視され続けて傷ついたり。
インナーチャイルドとは、
まだ論理性を持たない子供時代に感じた痛みを、
そのままの純粋な痛みの状態で保持している
「内なる幼な子」
のことです。
大人になっていくと、痛みを感じたくないので、
心に傷をおっても何らかの解釈や意味づけをして安心しようとし、
痛みそのものを抑圧していきます。
インナーチャイルドは、そのような抑圧の働きの及ばないところで、
ハートのなかにじっと居座っているのです。
ほとんどの人は、この傷ついた「内なる幼な子」をもっています。
たとえあなたに思い当たるふしがなかったとしても、
心の奥底にひそんでいることがあります。
そしてあなたに愛され癒されるのを待っているのです。
あなたのハートで待っているのです。
