揺れ動く、自分の気持ちをコントロールしないでいましょう。
気持ち自体に善悪はないにも拘わらず、無理に善悪を附けようとすると、あなたのなかで悪いと判断された気持ちは抑圧され、あなたのなかで「良い」と考える気持ちへの逃避が始まります。
この結果、いつしか感情は思考に隷属してしまうことになります。
そして思考的人間が出来上がります。
例えば「ワクワク感」が最上級の気持ちで「憎しみ」が最低などと自分の気持ちをランク付けすることを始めると、この病も深刻です。
病名は「(マインドコントロールによる)自分軽視病」です。
抑圧された気持ちは、圧縮された空気と同じでいつしか大きな反動を迎えることになります。
マインドコントロールはいつまでも有効ではないので、その限界を迎えると、鬱であったり無気力や怠惰であったり、その逆に凶暴化に走ったり、それまでの自分では思いもよらない感情に振り回されることになります。
日々、揺れ動く気持ちには、善悪をつけず、そのまま感じるままにしていましょう。
どうしても思ってしまう、あなたにとってのやっかいな気持ちは、むしろ「感じ尽くそう」「味わい尽くそう」としてみて下さい。
気持ちが大きく動いているときは、オーラやチャクラ上でも、通常の螺旋状のエネルギー秩序ではなく、大きく不定形な動きをしています。
ですが、あなたがその気持ちを感じ尽くそうとするときには、通常の螺旋状の姿に戻ろうとする力が働きます。
不思議ですね。
きっと、どんな気持ちであっても、それは創造のエネルギーの源であり、ハートとのつながりの回復の「道しるべ」となるものだからなのでしょう。
だから、自分が繊細だと感じていてそのことがつらく感じる人は、無理に鈍感になることを目指さないようにして下さい。
繊細な人は鈍感な人よりもずっと「ハート」の近くにいるのだから、むしろそのその気持ちに飛び込んでいって「ハート」に触れるまで泳いでみようとして下さい。
ハワイの「イルカ達」が助けにきますから。
ホントだよ。
Art Swing MAMIさんの Dolphin#2