オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

アトランティスの崩壊

自分が、他の多くの人には持っていない強大な力や能力を
得てしまっていると想像してみて下さい。

強大な力を得られたら、影響力を得るために、この力を行使
したくなることでしょう。


人は、幻想や夢想の世界のなかで、自分がとても大きな
魅力や能力を持っていて、それによって周りの皆から凄いと思わ
れたり魅力的と思われたりする、という世界をつくりあげていきます。


多くの漫画やドラマも、主人公と自分を同一化することで、この幻想・
夢想感を満たしてくれます。

魅力や能力が大切なのではなくて、その魅力や能力を持つ結果、
得られるであろう他者への影響力と自身の重要性が大切となります。

この場合、その人は、自分の無価値感を埋めるために行動して
いきます。

だから、影響力を持っている自分に他者がなびいてくれることが、
不可欠となります。


全体を良い方向に導くことにその力を使うという程までには、意識が
進化していない存在たちが、(目に見えない)強大な能力を手に入れ
てしまい、自らの無価値感からその影響力を行使したくなり、結果、
争いと破滅に突き進んで行ってしまった。


こうして、アトランティスは崩壊 しました。

無価値感の埋め合わせから、皆が目に見えない力の行使に躍起に
なってしまったからです。


その力が、目に見えるものか見えないものなのかの違いはあれど、
どこか、現在に通じるものがあります。

昨今、皆、他者のコントールと支配に躍起になっているように見えます。
ものが売れなくなって商品そのものの価値よりもマーケティングが重要視
されるようになったという背景もあるでしょう。

分かりやすい、あるいは釣りやすい言葉で必要以上に盛ってコントールを
しようとする。

スピリチュアルの世界でも、コントロール系の施術方法を売りにする
団体が多く存在しています。
安易に進化やブロック解除をうたったものには特に注意が必要です。
本人たちに悪気はないのかもしれません。

ですが、クライアントのエネルギーはその本来の自然な状態から離さ
れていくので、クライアントもヒーラーもともに何らかのカルマ的なものを
負ってしまいます。

自らの気づきを伴わないエネルギー操作は危険なのです。


多くの人達が欲しいものは、お金だけではなく自分自身の持つ影
響力でもあります。

なぜなら「自分はここに存在していていいのだ」という
自己肯定感が得られるから。


そのような影響力や能力を持たなくても、「自分はここに
存在していて良いのだ」と思えるならば、それが一番の解決法となります。

それこそ「自らを癒す」ということであり、「スピリチュアルに生きる」
ということでもあると思います。

いつも、「本質的なことは何か」と見つめる目を持とうとして下さい。
それが「第三の目」のチャクラを開いていくことにつながります。

第三の目が司る真善美を取込み、悪を排除する力は幸せに生きる上での
基本だと思います。

谷川俊太郎の「生きる」という詩からの一部抜粋です。

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  生きているということ
  今生きているということ
  それはのどがかわくということ
  木もれ陽がまぶしいということ
  ふっと或るメロディを思い出すということ
  くしゃみをすること
  あなたと手をつなぐこと

  生きているということ
  いま生きているということ
  それはミニスカート
  それはプラネタリウム
  それはヨハン・シュトラウス
  それはピカソ
  それはアルプス
  すべての美しいものに出会うということ
  そして
  かくされた悪を注意深くこばむこと

                                                      • -


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