安寧を好まない人がいる。
進んで困難な事柄を探究しようと、試みていく人がいる。
「強さ」とは、
しなやかさであり、
開放性であり、
柔軟さであり、
真摯さであり、
つまりは、いつも「今」にあることだからだ。
これらが満たされる領域は、
その人にとっての困難な分野にしかない。
そうしていないと、その人は、
過去に、安寧の世界に、
生きることになるからだ。
その必要などないのに、
ひとり、未開の地を進んでいく。
そのような友人たちに、
囲まれて過ごすことができた
自らの恵まれた僥倖に、
心から感謝している。
昔も、今も。