オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

天職

天職が見つかりにくい時代だと思う。


以前は見つかりやすかったのかどうかは分からない。
けれども、学校卒業者の90%は会社員という大きなひとつの職種のなかからのみ、仕事を探すというような時代は、かつてはそうそう無かったのではないか。

会社員という選択肢を除外し、かつ「士」や「師」という士(サムライ)職は国の管轄下の仕事であるがそれらを除外するならば、ほぼ独立起業的な仕事しか残らない。


加えて、ほとんどの人は、どこかしら一カ所のほぼ固定したところからの報酬でのみ、生計を立てている。

せめて数カ所からの報酬があって、はじめての「自立」だろう。
そうした意味で職業的な「自立」が困難な時代だ。


丁稚奉公の制度があったうちはまだ良かった。
能力的に未熟でも一人前になるまで育ててくれたのだから。


今は、社会的な猶予がないために、なにかというとすぐに「即戦力」として使えるのかどうかが問われてしまう。

そうなると「即戦力」のないものは、会社員のなかから選択することになり、その場合の報酬は一カ所からのみだから、リスクを避けるためにどうしても、組織の論理を優先してことにあたる。

結果、自分の能力を研ぎ澄ますことに力を注げずにかつ組織内立場維持に専念するため、ますます自分の天職の道を探究するということから遠ざかってしまう。


あまりに資本主義が高度になり、その暴力性が増している。
寄らば大樹の陰となるのも仕方がない。
加えて、大学生は社会経験情報が少ない。会社人とてそれは同じことか。



どうしたらいいのか答は分からない。


自己実現の道、やりたいことの道は、収入源の道とは別で探していくことを「良し」とすることが合理的判断だろう。

なぜか。


やりたいことは変わるのだ。
自己実現の道は、自分のあり方とともに変わるのだ。


やりたいことや自己実現の仕事が、あなたの生きている限り「普遍的」であることの方が、むしろ不自然だろう。


一方、ビジネスは継続性があってこそ、その効果が幾何級数的に発揮される。
自分の変容に伴って、やりたいことも変化し、そして仕事がころころ
変わっていくと、ビジネスとしては非効率なのです。
だから自由業のひととて、一度はじめた仕事をなかなか変えていかない。


大切なことは、自己実現的な仕事の道、やりたいことの道をビジネス化出来ようと出来まいと、常に探究し続けることだと思うのです。

ビジネス化出来るか出来ないかは、能力うんぬんよりもむしろ「運」だからです。

「運」とは、あなたのオーラの5層にある成長のシナリオとあなたのやりたいことの仕事化のタイミングが、時間軸的に一致するのかどうかという意味での「運」です。

時間軸的に一致するには、あなたのチャクラが安定的に5層まで開いていないとなりません。特に第三の目のチャクラがです。


そしてそのような人は私が見る限り、ほぼ皆無なのです。

だから....

成功哲学などに振り回されずに、もっと気楽に生きましょう。
「これが私の使命」などと肩肘張らずに。

当たるも八卦当たらぬも八卦。もしくは、トライアンドエラー。

結果にこだわらない、いろいろな小さなチャレンジと探究。

意外と「比類のない楽しさ」なのですよ。これが。