オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

問題解決型と発見型

問題解決型の思考様式よりも、問題発見型の
思考様式の方が大切。
局所的な観点から見出されてしまい、そのなか
に誤ちを持つ問題を、どんなに一生懸命に素早
く解決したとしても、それは対症療法でしかない。
それは必ず、いつか別の形のより大きな問題となっ
て噴出する。


考えてみれば、ある器官の問題をその器官での
機能不全という視点でとらえる西洋医学などは、
その典型ではないだろうか。

ひょっとすると別の器官の機能不全かもしれない
という視点は、西洋医学ではあまり持たれていな
いように思う。
同時にある器官の機能不全を解消することが、別
の器官の機能不全を誘発するという視点もあまり
ないように思う。


もし、正しく大局的に物事の問題を見出すことが出
来るならば、その解決への示唆もセットで提示され
ているものだと思う。
経営コンサルティングをしていてそう感じるのです。

申し上げたいことは、問題解決型の思考様式という
のは、さして難しくはないということです。
むしろ本当の問題を探る方がはるかに難しい。
どこまで考える視座を拡げていけばいいのか。
どれを斬り捨て、どれを斬り捨てないのか。


話は変わるが、企業などで評価される人は、既に発生
しているなんらかの問題を解決に導いた人になりやす
い。
そのような人よりは、問題を事前に生じさせない人こそ
真の優秀な人だと思うのだが、そうした人が評価の対象
になることはあまりありません。

前者のような人は、素早く局所的に解決へのアプローチ
を見出し、そのアプローチに向けて関係者をまとめ上げ
ていく目立つリーダーシップがあります。

一方、後者の場合は、いろいろなタイプの人がいます。

日本的経営の持ち味は、後者のタイプの人材に恵まれて
いることだと思うのです。
恵まれていると言っても、数%ですが。
でもゼロよりは遙かによい。


日本企業が今や世界に誇れるサービスマインドと設計・開
発技術そして顧客フォローアップ。
すべて大局的視座が求められるものだと思います。
特にサービスマインドや顧客フォローアップでは、全人間的
視座が必要になります。相手は人間だもの。


問題解決型の思考様式をもっと軽視しましょう。

そして、

問題発見型の思考様式をもっと重視しませんか。


   企業だけでなく、自分自身についても。



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