オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

分からないこと と お勧めCD

日々の生活のなかで、生じる出来事について、
人の理解が及ばないことは、どうしても必要な
のだと思う。

分かることばかりを大切にして求めるならば、いざ、理解
不能な状況が起きたとき、それへの対応力が摩耗
していく。

分かるということを大切にしているのは「思考」だろう。
「思考」は安全と維持と既知を求めるから。

しかし「思考」に従っていては、「明日」という絶対的に
理解不能な未来を前にして、不安が増大するばかり
となる。
さて、この「不安」は感情なのか思考なのか、どちらがその
源泉か?
感情だとするなら、感情の方が安全と維持と既知を求め
ていて、思考は感情の要求にしたがっているだけなのか。
それとも、その逆か。
あるいは、思考と感情が一緒なのか。

ほら、だんだん分からなくなりますね。

様々ことが理解出来ない、分からないということは、
実は、精神のバランスを保つ上で不可欠なのだと
思います。


だから「意味づけ」は、きっと余計なことなのです。
たとえ言語化が出来なくとも、
なるほど確かに分かる
という感覚だけを大事にすれば良い。

すると自分を信頼出来るようになり、不安は減少
していく。

現代が不安の時代なのは、なんでもかでも理解
したがるからだ。

「どうしたって分からない、やっぱり分からない」

ということに価値を置こう。

そのためには、考えること、探究することが大切。
そうしたうえではじめて、安易は答えに飛びつかず
に、でも「分からないなりに分かること」をつかめるよ
うになる。

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チャネリングやオーラリーディングをしていると、普通
の人よりは、たぶん理解の幅は拡がる。
特に見えない世界については。
これが当人達にとって、いいことなのか悪いことなのかは分か
らない。
加えて、セッションにしたって、ちょっと油断すると「意味
づけ」の宝庫となってしまう。

だからこそ、セッションでは「意味づけ」で終わらせない
ことが肝要と留意している。

つまり、質問を無視して言うべきことを言うか、あるいは、
たとえ意味づけをしたとしても、それと当人の課題(ブロック)
とがどのように結び付くのかを、ともに探究していく。


それが、結局は自由への道なのだと、信じてはいる。

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【お勧めのCD】

映画音楽『ピアノ・レッスン』で知られるマイケルナイマンのベスト盤。
20年近く前のCDなので『ピアノレッスン』の曲は入っていない(そこがまたいい)
私が好きなCDのなかで確実にベスト10に入ります。
1曲目から圧倒されることでしょう。
実験音楽家として知られるだけあって、進取の気性つまり創造性といい意味での破壊性に富んでいます。
マイケルナイマンバンドの鋭ぎすまされた演奏も素晴らしい。
疾走感と螺旋上昇とそれを支える粒だった音。
イギリス人らしく、正しく弦楽器の可能性と拡がりを追求しています。
以前ツイッターで紹介した映画『ガタカ』の音楽も担当。
残念ながらこのCDはもう廃盤のようですが、このCDの方が今発売中のベスト盤より構成が素晴らしいので中古ででも是非聴いてみて下さい。


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