質問
私は「何故私はここにいるのだろう、私には生きている価値がない、死んだ方がマシではないか」とネガティブになってしまう時があります。こんな私でもは幸せになれるでしょうか。
回答
「死んだ方がマシ」
少しばかり、不明瞭な言葉ですね。
A「(生きているより)死んだ方がマシ」なのか
B「死ぬ行為の方が、価値がないと感じるよりもマシ」なのか。
C「単にとても辛いの比喩」なのか。
明晰に自分をとらえ、そして知るのは、幸せに生きるうえで大切なことので、まずは冒頭の言葉の背後にある意図を探ろうとしてください。
すると、自分にとって解決しなくてはならない本質は何か、が見えてきます。
混沌の沼から脱出できます。
「生きている価値」がないと感じたとき、それはその感情の力を弱める絶好のチャンスと知っていてください。
感情から出ようとしないで、そのなかに浸ってみて下さい。
それがあなたにとっての「ありのまま」なのですから。
そこにつらさがありますか。
悲しみがありますか。
憎しみや恐怖がありますか。
しっかりそれを感じてみて下さい。
そこからすべてがはじまります。
少なくとも、それだけで「ありのまま」から逃避しようとする葛藤はなくなります。
不自然なエネルギーの浪費がなくなります。
より本質的なことにあなたの視線は向かいます。
寂しさと虚しさを避けないで下さい。そこに全身全霊で浸ってみましょう。
最後には言葉やイメージも捨てていって、自分のすべてでその寂しさとひとつでいます。
そして何が起きてくるかをじっと観てみます。
この「じっと観ている自分」が、幸せを感じるための「器」となっていく「自分」です。
オーラで言えば3層から4層にかけてのエネルギーが持っている性質です。
「じっと観ている自分」をはぐくんでいくことが出来れば、幸せになれます。
外的要因がたとえ変わらなくとも、です。
天気の良い日に「空」「雲」を「じっと観ているもの」は幸せです。
動き続ける「空」や「雲」も「あなた=じっと観ているもの」です。
この「あなた」という存在の入れ子構造が「自己の無限性」を成立させています。
この「無限性」が幸せのエネルギーの源泉です。