物事の振動のレベル、あるいは波動のレベル、と言い換えてもいいが、それは常に、
「高きから低きへ流れていく」。
スピリチュアルな世界では、あるいは一部の宗教でも、
「いつか必ず、すべてのものが神となっていく」とされているのも、
この法則の働きに、基づいているのだろう。
「繊細なもの(エネルギー意識的なもの)から粗い(物質的)なものへ流れていく」
と言い換えても同じ。
7層あるオーラの層でも、
1層より2層が、
2層より3層が、
という順に、波動のレベルが上昇していく。
つまり、高い層のエネルギーは、
いつも、より低い層に流れ込もうとしている。
オーラの7層が保持しているのは、すべての源のエネルギーだ。
皆、源のエネルギーを、そのオーラに保持している。
だから、いつかそれらが、私たちのオーラ層を、すべて統括する日が来る。
だが、私たちの低い層には、エネルギーの流れを滞らせる、あるいはストップさせる、
エネルギー停滞・凝固物としてのブロックがある。
そのブロックが日々、高いエネルギーの流れを止めている。
ただ、ブロックから見れば、
高いエネルギーが、風のように衝突してくることによって、刺激され、光が当たる。
そして、ブロックが、自らが本来持つ流動性を、取り戻そうと活性化し始める。
特にご本人に、成長・進化の意図があるなら、尚更にブロックは活性化していく。
この活性化が始まると、人生で、何かしらが起きる。
こうした一連を統括しているのが、オーラの5層が保持している
「私たちの使命や計画」 という部分だ。
魂と呼んでもいい。
ハイアーセルフと呼んでもいい。
このエネルギーの流れが逆だったならば、大変なことだったろう。
私たちの魂が、私たちのブロックによって、常に刺激を受け続けるとしたら、
人類皆、いつか全てを諦めてしまうかもしれない。
幸いなことに、水が流れるがごとく、
エネルギーは、常に高きから低きへ、流れ続けようとしている。
だから私たちは、何が起きても、ただ諦めないでいればいい。
静かに、信頼していればいい。
それもこれも、私たち誰もが、各々持つブロックを、
元の流れある状態に戻すためなのだ。
そして、すべてを信頼出来るならば、
私たちも、内なる力を動かそう、という気になるだろう。
勇気を出そう、という気になるだろう。
いつか、はっきりと、
誰もが、源からの愛を受け止めることが出来るだろう。