オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

赤頭巾ちゃん気をつけて

庄司薫の小説の話ではありません。
イヤ、実際、とても好きな小説ですけどね。


あなたが、それまでは未知な分野であった何らかのスピリチュアル
(目にははっきり観ることの出来ない霊的な体験)な経験を
ある日を境にし始めたとする。


そして、その経験の解釈に当たって、
「自分という人間は、普通の人が分からない痛みが分かる。
あるいは人の感情・気持ちが分かる」というように、自分を
定義付けてしまうとする。


すると、その体験以降、そうしたことに強い関心が出てきて、
(何しろ、普通の人には分からないある種超常的な能力だから、
自分の価値をてっとりばやく高めることが出来てしまう)
それまではあまり受けることのなかった他者からの影響を、
強く受けるようになってしまう。


いつの間にか、第三のチャクラが上向きに開いていく。


こうした例は、大変よく見られる。


上向きになっていると言うのはどういうことかと言うと、
ある種の良くない霊的影響を受けている・受けやすい状態でいる
ということ。


すると、集合意識(人類全体がある共通性として持っている欲望や恐怖)
としての欲望の影響を受けやすい。


いつの間にか気付かないうちに、欲望の深い人間になっていく。



スピリチュアルな仕事をしている人のなかには、こうした人達が多い。


結果、自分の欲望を肯定したいがために、
あるいは自分の人生の混乱を正当化したいがために、
クライアントを誘導してしまう。

カウンセラーだけならまだしも、クライアントも含め
両者の人生が混乱する。


カウンセラーはカルマを今生か来生で受けるだけだから、
自業自得だ。

だが、クライアントの側は自己防衛をしなくてはならない。


スピリチュアルなことに関わってしまったがために、
人生が混乱してしまう人も、とても多いのだから。


これからの混乱期、ますますスピリチュアルなもの、
宗教組織的なものは、隆盛するだろう。


スピリチュアルなセミナーなりセッションなりを受けるときは、
あるいは、
自らがそのような超常的な体験をしたときには、
常に「疑う力」を持っていよう。


私が言うのもなんですけど。。。


さて、では、どのように疑うか。



そのカウンセラーの言葉なり体験した出来事なりを
期待したい気持ちが、自分のなかになかったのかどうか。