2. 自分を特別視する。
多くの人にはまだ出来ないチャネリングやオーラリーディング、
その他目に見えないものを認識出来ることで、
自分を特別だと思いたい気持ちが生まれます。
そうしたことを勉強する動機が、
自分を特別だと思いたい気持ちにある
人すらいます。
出来ることなら多くの人より優位に立ちたい。
そうでないと自分が悲惨な目に遭うような気がしてしまう。
またスピリチュアルな本の多くが、
その本の読者を特別扱いすることもこの原因のひとつでしょう。
「この本と出会えたあなたには特別な使命があります」のように。
私もなにか言ってみよう。
『この無料ブログを読んでいるあなたはごく普通の一般人ですが、
有料のakuaのセミナーに参加する人には特別な使命が天から授けられます。』
もちろん冗談です。
冗談に思わない人がいてもおかしくない時代だけに、ちと怖い(笑)
別にセミナーにおいでいただかなくてもブログのファンというだけでも十分に嬉しい。
自信を持ちたい。
これが自分を特別視したい気持ちの背後にある動機だと思う。
企業体やボランティア組織、国家などと自分を同一視する気持ちも
これが背後にあるのでしょう。
ところが、自分を特別視したい気持ちは、
排他性にもつながり、分離を強めてしまいます。
分離は制限をよび、葛藤・争い・自己正当性の主張がまします。
結果それは、スピリチュアルとは呼べないものになっていきます。
誰も自由にしないからです。
誰もそれによって拡張していくことがないからです。
そうした宗教的組織が多いのも、皆さんのよく目にするところです。