Vywamusは次のようにアセンションのことを言います。
「アセンションとは、物質を土台とした在り方から、意識を
土台とした在り方への転換がその前提となります」
「物質的なものが未来の物質的な在り方を決定するのではなく、
いまの意識の在り方が、未来の物質的な在り方も意識の在り方も
体験する内容も決定していきます。
そうした確信が生まれていくことは、とても大きな変化を人類に
もたらします。
それが、集合知として生じることが出来るのかどうか。
人類レベルでの進化はここにかかっています」
これだけの享楽的なまでの豊かさを得てしまった私たちが、
物質的なものを離れ、自らの意識の在り方こそが大切でありむしろ
それこそがすべてと思うためには、物質的なものの限界が見
えてこないとならないでしょう。
物質的なものを維持した人が、たとえそれらの放棄につながったと
しても自らの意識の在り方が大切なのだと思える人は、ごくごく少数
なのだと思います。
精神世界でも多くの人は、物質的なものを維持するために自らの意識が
大切と思っています。
彼らは物質的な現象と自らの意識の在り方に一致点を見いだすことに、
一喜一憂しているように見えます。
その他の人は、物質的なものと自らの意識の在り方は別物ととらえて
います。
物質的なものは今、多方面から危機に瀕しています。
・放射能汚染
・貨幣制度と経済の発展の限界
・環境破壊
・天災
するとどうなったでしょう。
物質的な価値に固執している人々が、ますますその執着を強め、
それ以外の人は、「見ざる言わざる聞かざる」という鈍感への道をひた
歩んでいるかのようです。
仕事などの、いまやるべきことに集中しているのだと言えば、聞こえは
いいのですが、はたしていま、
一生懸命に今まで通りの仕事をしている場合ですか？
もう少し、この森羅万象の変化と全世界規模の行き詰まりに、
目を向けた方が、良くはないですか？
そしてこの行き詰まりが、物質的なものに目を向けることからくる
行き詰まりなのだと、気付いた方が良くはないですか？
思えば、
・目標
・学歴、経歴、履歴
・資格
・職業、職歴
・外見
・結婚
などは、物質的なもの（他者からの尊敬含む）を得るために必要
なのだ、とけしかけられてきました。
あるいはそう信じたかったので信じてきました。
もし学歴が高ければ高いほど、資格を持っていれば持っているほど、
物質的に貧しくなるのだとしたら、あるいは、そこまでいかなくとも
それらと、豊かさ（や他者からの尊敬）との間に、なんらの相関関係
もないとしたら、
あなたはその道を歩んだでしょうか。
物質的なものを２番手に下げませんか。
一番手は、自らの意識の在り方。
その次に大切なのが、物質的に必要なもの。
その次に大切なのが、学びや「情愛」的な個人的悦楽。
こうして、ようやくアセンションへのスタートラインに立てます。
でもまだスタートラインです。
ひょっとすると逆走してしまうかもしれません。
スタートラインには立ったものの、
逆走して滅んだのがアトランティスです。
Art Swing MAMIさんの新作 『黎明』
