オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

2013年に向けて

2012年は、あと数分で無事に終わります。
スピリチュアル世界では、ここ30年ほど言われ続けてきた12月21日も、
何事もなく終わりましたね。
「良かった」ことでしょう。

ところで、大変なことが起きると喧伝してきたスピリチュアル系の人は
今頃どうしているのでしょう。
ただ「延期」されただけだ、と言っているのかもしれません。
それはともかく、確かに21日周辺はエネルギーの変化を体感された方も
多かったのではないでしょうか。
私もそのようなひとりです。

こうした2012年12月を終え、この地球で本格的変化が始まっていく
「2013年」となりました。
個人史においても全体史においても、大きな変化がこれから30年ほど
の期間をかけて始まっていくと思います。

とはいえ、人生の鉄則は、
「全体変化と個別変化を同一視しない」
です。

世間が不景気だからといって
不機嫌だからといって
右傾化が進んでいるからといって
それに従う必要はなく、むしろ、そうした
「全体的流れからどれだけ自由でいられるか」
が大切なことでしょう。

全体趨勢はあらゆる側面で悪化の一途を辿ります。
(予言ではなく帰納的推察です)

そんななかでも、常に自分の光を見失わずに生きる。
ハートや神性さを見失わずに生きる。

現世的・物質的悦楽から距離を置き、
「どのように生きるのか」
「何をすべきか」
にフォーカスし、自己の創造性を全体(他者)に向けて発揮していく。

創造性発揮の中での自己や周辺の変化を見据へ、
まずは最初に自分自身に変革を迫っていく。
自己のブロックの解放を第一優先とする。

こうしたことはライトワーカーだけでなく、皆が幸せに
生きていくために、誰にとっても、もっとも大切なことでしょう。

こうした自己変革、社会変革は、以下のようなステップを辿ります。
そして、その主体者に変革を迫っていきます。

1 不自然さの自己認識
    ↓
2 自然な状態への回帰
    ↓
3 自由意志の発露
    ↓
4 勇気からの主体的な変革
    ↓
5 変化の観察

ひとつずつ見ていきましょう。

1 不自然さの自己認識

この段階では、本人が意図せずとも、その魂が成長を目指しているのであれば、
自分のなかにある不自然さが人生で展開していきます。

それは例えば、不自然な身体や意識の使い方であり、また思考や感情の使い癖です。
そのような思考の不自然さ、例えばそれは、
「すべては愛である」
という一般的にスピリチュアルな世界では正しいと思われている観念すら不自然なのです。

そのことを体得していないにもかかわらず、それが真実だと思い込もうとする、
その意識の動きが不自然なのです。
普通にそうだと思えないこと、確信出来ないことを無理に思い込もうとしても、
それは自分の意識に対してのコントロールとなってしまいマインドコントロールとなります。

これが過ぎると、そのうち、無理にそうだと思い込もうとしなくても、そう思えるように
なりますが、それはコントロールに他ならないため、その人は他者に対しても、
知らず知らずにコントロールをしてしまいます。

そして自分もコントロールされるという事態に直面します。

だからそれを避けるためにより一層、他者をコントロールしはじめる。
このような人はスピリチュアルなプロに多いですね。

この意識の不自然な動きが人生で展開すると、それが不自然なモノであるゆえに、
当人が困る事態が生じます。追い込まれていきます。

二つの道があります。

より一層、不自然さを強めてしまう生き方と
もうそれを手放す生き方です。

残念なことに、圧倒的多数が前者を選びます。

理由は、自分が被害者と思い込んでしまい、自分自身がそのような状況を
招いているとは思っていないからです。

自分が被害者であるならば、他者である加害者を排除すれば済むことです。
つまり加害者の排除と攻撃に向けて意識のエネルギーを注ぎます。

事態は一時、解決されたように見えたとしても、しばらくすると悪化しはじめます。
当然のことです。

そしてどうしていつも私はこのようになってしまうのだろう?

と疑問を持ち始めます。
このような疑問を持つうちは、まだ良いのですが、
ほとんどの人は、常に被害者に自分を置くことをしてしまうため、
そのような疑問も持たずに、常に新たな加害者を捜します。
そして状況は悪化の一途を辿ることとなります。
個人史においても人類史においても。
マスコミを見ていればあきらかですね。

最良の方法は人生で展開する前に、または展開しているその真っ最中に
自分の意識の動きに気付いていること、明晰でいることです。

「明晰さ」

これに勝るモノはないと思います。
「明晰さ」がハートとの直接回路を創ります。

「明晰である」ためには無執着でなければなりません。
これは想像以上に、大変なことです。

明晰さは頭脳の善し悪しとは、ほとんど関係はないと思います。
ただ、常に明晰でいようとしなくてはなりません。
混乱、混濁がこの世界の吸引力となっているから、
それに逆らって行かなくてはなりません。
下りのエスカレーターをひとり登り続けるようなものです。

明晰に自分の意識の状態に気付いていること。

まずはそこからです。

そこから、
1 不自然さの自己認識
が明晰に出来るのです。

少なくとも、それ以上の悪循環は防ぐことが出来ます。

ここでようやく、私たちはスタート地点に立ちます。


Art Swing MAMIさんの絵



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