自分自身を取り戻すことを習慣化すること。
では、逆に自分自身を失うとはどういうことでしょう。
起きている事態に飲み込まれてしまうことですよね。
では、事態に飲み込まれると、私たちはどうなるのでしょう。
1 そのこと以外が考えられなくなり、
2 それ以上、重要で緊急なことはないと思い、
3 徹底的に自己防衛的になるか、
4 あるいは上記のことにも至らずにただただ、頭のなかが真っ白になる。
ですから、事態に飲み込まれないためには、上記に照らし合わせて考えると
1 そのことばかり考えている自分に気づけるかどうか。
2 自分にとって本当に重要で緊急なこと。
あるいは自身の生命の次か、いのちよりも重要であることを理解しているか。
3 自己防衛的になると(追い詰められると)歴史的にみて自分は
どうなりがちなのか。
などを日頃、きちんと把握しておくことが大切となります。
上記の「4 頭のなかが真っ白になる」の場合は少しばかりやっかいです。
なにしろ真っ白ですから。
まず、過去あなたが真っ白になった事例を出来るだけ書き出してみる
ことをお薦めします。
はい。書き出さないとダメですよ。落ち着いて分析出来ませんから。
それらになんらかの共通性がないかを見出しましょう。
言い換えれば、「本質的に自分が怖れているものや事態は何か」についてです。
必ず見つかるはずです。
そして、次にすることは、
「どうしてそれを怖れているのか」
これを徹底して見ることです。
そして、その過去の事例をひとつひとつ丁寧に思い出して、
その時の感情と「ひとつ」になっていきましょう。
ある種のインプットがあると、真っ白になるというアウトプット等式が、あなた
のなかには確固として存在するわけです。
その等式をきちんとなぞって復習します。
そのための今までの人生ですから。
これをしておくだけで、同様の事態に陥っても、
「真っ白」まではいかなくなると思います。
どうしてかと言うと、上記の等式自体は極めて不自然なものであり、
だから頭が真っ白になるというのも、極めて不自然なことなのです。
そして、その不自然さを維持しているのは、この宇宙のなかでは、
あなた自身のみ、もっと言えば、あなたのエゴのみにしかないのです。
この不自然さを不自然だと認識する「あなたが誕生」すれば、そのとき、
この不自然さを維持するのみだった、習慣化された不自然な力が
弱まっていくのです。
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