前回のつづき。
世界に流通している情報量は、日を追うごとに莫大に増えていってます。
インターネットが広く活用される1995年以前とは、文字通り次元が違います。
ある意味、現在の情報量は高次元的とも言えるでしょう。
ここまで大量の情報に日々接していると、今後は情報の意味を自己の文脈のなかで理解し、血肉とするものと捨て去るものを識別しなくてはなりません。
それが出来ないと情報エネルギーの大容量でパンパンになり、身体のなかやオーラフィールドの流れが阻害されてしまう。
入手した情報を自己流に捉え直し、自分にとってのその意味を吟味したなら、古いものはすぐに捨てる。
私も訓練中です。
そも、なんのために情報を入手しているのか。
その意味を問い続けてみると、案外、安定した人生のためだったりします。
本来、情報は自由になり拡張していくために入手すべきものであり、不安定な人生や社会のなかでのレジリエンス(柔軟に操縦する能力)を高めるためのものだと思います。
この「安定指向」から「レジリエンス」へと発想を転換することで大成功したのが、ライト兄弟の初飛行です。
以下の本『不安定からの発想』に詳しく書かれています(名著)
情報収集を安定化のためにしてしまうと、エネルギーは滞留してしまいます。
情報は入る一方となり、いつしか気づかぬうちに混乱し、おかしくなってしまいます。
そればかりか、安定指向は宇宙の在り方と真逆なので、ただでも人生はうまくいかなくなります。
「自分に必要な情報が何で、それは自分にとっての何のためなのか?」を知ってから入手する。
そうでないとたとえあなたが高次元的存在に進化しても、入手し得る大量の情報に押しつぶされてしまいます。
情報量のインパクトを軽く捉えない。入手する情報は、自分にとっての意味を咀嚼する。
情報そのものよりも、この咀嚼(オーラ知性層のはたらき)の行為がハートや直感を磨いていきます。