(前回からの続き)
二つの鍼を抜いてから、急速にチャクラが立ち上がりはじめた。
これはどういうことを意味しているのだろうか?
おそらくだが、鍼は、エネルギーを
「刺激する」
「不要なエネルギーの動きを抑制する」
という二つの主要な機能を持っているのだと思う。
そして、その機能終了後に、つまり鍼を抜いた後に、抑制していたエネルギーを解き放ち
「再構築していく」
のではないだろうか。
ヒーリング終了後の以下のクライアントからの発言も、そのことを裏付けている。
「鍼を打って身体が涼しい感じとなり気が流れ始め、思考や感情(気持ち)が落ち着いてきた。
鍼を抜いてからは自分のエネルギーが動いていく感じがした。
全体を通して、とても『優しく包まれる』治療に驚いている」
私は鍼灸を受けることはあっても、その勉強や探求はしていない。
一般的に鍼の機能についてどのように教育されているのかは知らない。
アトランティスの時代には、クリスタルの鍼のようなものを用いて、ヒーリングは行われていた。
現在、鍼灸院で使用される鍼の形状や材質も様々な種類のものがあると聞く。
アクアオーラのような材質で出来た鍼、「金」で出来た鍼、そのようなものでも実験してみたいが、それらではおそらく、よりヒーラー側の意図が反映されやすいのではと想像している。
今回の探求を通して、私が東洋医学の鍼治療について感じたことは以下となる。
1.非常にPowerfulなツールであるため使う人を選ぶツールであり、
2.それゆえ使う側がPowerに頼ると天界支援や魂の働きが阻害されがちなツールで、
3.古代においては神聖な儀式的側面も持っており、使える人は限られていたのではと思えるツールであり、
4.クライアントのエネルギーを「刺激 ⇔ 抑制・排除 ⇔ 再構築」するものであり
5.ことに最後の鍼を抜いた後のクライアント側自らによる「再構築するプロセス」の推移観察が望ましい。
私は今回のこの探求の前には、クライアントとして鍼治療を受ける際の自身の感想からしても、鍼は「刺激」が主だった機能とばかり考えていた。
「刺激」によってエネルギーの詰まりを流していく、そう思い込んでいた。
だが、鍼を抜いた後にはじまる
「本来のクライアント自身のあるべき姿への再構築」
にこそ、鍼の本質があるのではないかと思う。
鍼が灸と比較して即効的ではないのは、ここらへんにあるのではないか。
もしプロの方が、上記のような効果があることを意識して治療をしていくと、どのようなものになっていくのだろう。
今回のようにこちらの想像を超える出来事の体験というのは、うれしいものだ。
次回は同じく伊豆のセミナーで探求した別の東洋医学療法のオーラ/チャクラへの影響を記載する。
そう、こちらも想像を超えている。
一言でいえば、東洋医学は深淵で限りがなく面白い。
Sedona