前回からのつづき。
コロナ禍のなか、オンラインでセッションやセミナーをする機会が増え、面白かったことがある。
一つ目は、オンラインでも対面と変わりなくチャクラやオーラーフィールドが観察できること。
理由は、チャクラを観るとき、ちょうど虚の世界と実の世界の境目で観ているから、空間を超越しつつこの物質次元で観察できるのだと考えている。
天と地の境目を行きつ戻りつしている。
二つ目は、一つ目とは真逆だが、オーラやチャクラがまったく観察出来なくなることがあること。
それは、クライアント側がZOOMなどでバーチャル背景や背景ぼかし機能を利用しているときに限られる。
この場合、まったく観察出来ない。
はじめて経験したときは、どうして全く観えないのだろうと不思議に思い少し慌てたが、その場にいる共感覚がまったくないのが理由だろうと推測した。
チャクラを観ているとき、ベルグソンが言うように、チャクラの場にわたしの意識が行きそこで観ているのだろうと思う。
その場自体が、バーチャル背景によって喪われているので、私の意識が、その場にいく「ひっかかり」を持てないのだ。
だからバーチャル背景をクライアントが使っている場合は、第三の目で観ることになるのだが、ずっと肉眼でチャクラを観てきたので、それも慣れない感じとなるし、なにより面白みがない。
そもそも、バーチャル背景画面は二次元的で立体性に欠けて感じるのはどうしたことか。プログラム側の処理がそうさせるのか。
こうした経験から、オーラを観察したりチャネリングをしているときは、空間の超越とある程度の意識の偏在が起きているのだと考えている。
意識も視力も、かくも自由なのだ。