オーラが伝えるすべて

沢渡和がオーラやチャクラ、チャネリング等 スピリチュアルなこと全般についてお伝えしていきます。

天界とはどのようなものか


Imaginary Number
虚数(略して[i])を高校の数学で習ったことを覚えていますか。

研究職の人は仕事でも当たり前に使う[i]

高校のときは、二乗して[-1]になる値をimaginationすることは、ついにかなわなかった。

数学の問題を解く道具として、使っていたに過ぎない。

 

高校の数学教師が、虚数[i]は愛と密接な関係を持っていると力説していたが、説明が不十分で、だじゃれとしてしか理解しなかった..

 

さて、

虚数 i は愛と密接な関係を持つ。天界とも。

 

 

「清く繊細なもの」が「粗く粗雑なもの」を統べる、という言葉がある。

その考え方にしたがえば、いつしか世界は「清く繊細なもの」で充ちていく。

 

粗雑なエネルギーは、不自然なエネルギーなので、他をコントロールしようとする。

そして、鈍く粗いエネルギーを獲物として近づいてくる。そうした支配エネルギー勢力がある。

それに支配されてしまうことを、古来から憑依と呼んでいる。

 

一方、清く繊細なエネルギーには、そのような支配的、コントロール的な動きは、一切ない。

 

生命体が持つ自由な意思を、何よりも尊重しているから。

私たちがいつの日か、「粗く粗雑なもの」を自らの意思で手放していくことを、根気強くまっている。

「手放し」さえすれば、「清く繊細なもの」が充ちるための空間が用意されている。 

オーラの法則 すなわち 源からの愛 - オーラが伝えるすべて

 

自由意思を尊重する繊細なエネルギーは、他をコントロールをする粗雑なエネルギーを、いったいどのようにして、”統べる” のか。

 

清く繊細なエネルギーほど、高次元との交流ポイント(高次が折り畳まれている)である「カラビ・ヤウ空間」が活性化しているから、と考えている。

members.wolfram.com

 

高次元からの支援・働きによって、”「清く繊細なもの」が「粗く粗雑なもの」を統べる”ことが可能となる。

カラビ・ヤウ空間の存在する超ミクロ世界において、天界とこの物質界との橋渡し・交流が頻繁に行われている。

オーラやチャクラも、おそらくだが、この高次元交流空間から生み出されている。

高次元の世界に、スピリチュアルマスターも妖精・天使もわたしたち自身の魂もある。

 

 

高次元の世界、それを「天界」と私は呼んでいるのだが、そこでは、私たち生命体にとってのテンプレート(あるべき姿)が、保持されている。

時折、そのテンプレートが瞬時にオーラ次元に展開され、その後、オーラ次元から物質界次元にも展開されていく。

オーラ次元の存在価値 - オーラが伝えるすべて

そのとき、たとえば、治癒や癒し、気づき、こころの変容が起きている。

つまり、”「清く繊細なもの」が「粗く粗雑なもの」を統べ”ている。

 

f:id:akuakazu:20190208154833j:plain

 

私たちは、空間イメージを超えて発想することは、なかなか出来ない。

だから、この3次元空間に別の多次元空間が折り畳まれている、まして天界が含まれている、という発想を持つことは難しい。

 

驚くことだが、この空間は数学的には既に1980年代に、実証されていることである。

 

カラビ・ヤウ空間の数式では、虚数 iが多用される。

二乗すると[-1]になるという虚数の世界のイメージも、なかなか持つことが出来ない。

私たちの知っている物質界は「実数」の世界であり、「虚数」の世界観を観ることは困難である。

 

だが、虚数 iや無限に続く円周率[Π]がその計算式に入る「オイラーの公式」では、実数が答えになるという不思議さがある。

自然対数eもパイΠも無理数で無限に続く数なのに、虚数の関与によって、不思議にも実数的に美しく完結してしまう。

 

 

f:id:akuakazu:20190625173026j:plain

オイラーの公式

 

興味のある人は、この式の描く3次元曲線を調べて見て欲しい。虚数界と実数界を往来する螺旋を描くのだ。

これは、私の観ているオーラ世界観と一致する。オーラを観ているとき、虚数の世界からくる光の明滅を感じるのだ。

円や螺旋の動きをイメージしてみる - オーラが伝えるすべて

 

虚数の虚数乗も、なぜか実数になる。

 

f:id:akuakazu:20190625172658j:plain

 

つまり、虚数界(天界と呼ぶ)とこの物質界(実数)は、数学上、接点を持っている。

数学の世界で正しいことは、宇宙的真理と近しい関係にあると、信じている。

 

「数学で一度証明されるということは、永久に証明されることなのだ」とサイモン・シンも言っている。永久ということは、無限に続くことでもあり、やすやすと使える言葉ではない。例外事象は「永久」に生じないのだから。

フェルマーの最終定理 - オーラが伝えるすべて

 

興味深いことを先日科学者から伺ったのだが、複素数と実数の変換時に「無限」が生まれているらしい。このことは個人的にとても興味がある。

こうした話しを聴くとき、優秀な人っていいなぁと思ってしまう。

 

天界のエネルギー(虚数の世界)がこの次元(実数の世界)に展開されるには、ある数学的洗礼を受けていると考えている。

つまり、天界と物質界を、数学(数式)がエネルギー翻訳(次元低下)の役割をしている。

それにより、天界次元のものは、この次元でエネルギーと形を持つ。

 

私は、意識の進化とは、その意識が保有している複素平面の数やパターンであると考えている。複素平面とは、実数と虚数の軸をそれぞれ持つ平面のこと。

 

意識のなかに、虚数次元を保有しており、その虚数次元は天界次元とイコールの関係にある。

よって、意識上に複素平面があればあるほど、天界次元と物質次元の往来が容易に、場合によっては恒常的に可能となる。

そのことによって、オーラ次元との往来だけでなく、より高い魂や天界の次元との往来・つながりが強固なものになっていく。

 

意識上に複素平面を創り出していくためには、実数世界からのジャンプが必要になる。

そのジャンプのことを、気づきや覚悟、覚醒と呼んだり、心の作用の止滅、すべてを捨て去りゼロになる、無執着と呼んだりしている。

 

実数世界から飛び立とうとし、かつ思考や感情のエネルギーが静かになってはじめて、虚数世界のエネルギーは活性化する余地が生まれるのだろう。だから思考や感情を静かにすることが、悟りへの過程で不可欠となる。

 

虚数世界が安定的に育っていく過程のなかで、複素平面は構築され、我々の意識は多次元性を持つことが出来る。

 

意識というものの在り方は、時間・空間とはなじまず、本来的には虚数的なのだと思っている。

虚数世界の種は、すべての生命意識に宿っている。

  

にもかかわらず私たちの意識が、あまりに物質界に縛られすぎていて、それを大切にしすぎていて、発芽することが出来ないでいる。

 

種はわたしたちの周辺いたるところにある。わたしたちの肉体にも、意識にも。

 

種にいつ水をまくのか、いつ育てるのかは、私たちに委ねられている。 

f:id:akuakazu:20060411043320j:plain

Blue Falls   ー Art Swing MAMI さんの絵 ー

巡るいのち

深い明るさのうちに、

なお続き、また、

物語が始まる。

artswing.g1.xrea.com

MAMIさんとは良く天界について議論し、そのたびに多くの示唆をもらうのですが、この記事もそうした議論をベースにしています。

MAMIさんは絵を描いている過程のなかで見るVisionをもとに、私はオーラチャクラやチャネリングの体験をもとに探求を重ねています。

絵を描いているとき、高次元のなかにいるそうです。

だからでしょう。MAMIさんの絵そのものには非常に多くの高次元ホールが多く含まれていると感じます。

 

 この本は、その名前からして、もう名著です。

「虚数の情緒」

https://amzn.to/2xoauR7